HTML ファイルを LINE で送って、相手のスマホでページとして見てもらう方法
結論
LINE で HTML のページを見てもらうなら、ファイルではなく URL を送ります。LINE のトークでは「+」の「ファイル」からファイルを送れますが、相手が受け取るのはページではなくファイルで、どのアプリで開くかは相手のスマホしだいです。LINE のヘルプによると、トークで送ったファイルが LINE のサーバーに残るのも一定期間だけです。HTML ファイルを公開先に置いて URL をトークに貼れば、相手はタップするだけでページを開けます。このページのボックスなら、登録なしで 7 日間有効な URL が数秒でできます。このプレビューでは、スクリプトとフォームを止めて表示します。Convika の Free プランでページを受け取って公開すれば、スクリプトも動くようになり、公開した URL は公開を止めるまで変わりません(プレビューの URL は使えなくなります)。
Free プラン: カード登録なし、10 ページまで、フォームは月 50 件まで
ChatGPT に作ってもらったお店のお知らせや、イベントの案内、自己紹介のページを、LINE で友だちやお客さんに見てもらいたい。手元にあるのは .html のファイルです。LINE ではファイルも送れますが、相手に見てほしいのはファイルではなく、ページのはずです。
LINE で HTML ファイルを送る手順
LINE のヘルプ「メッセージを送信⋅転送⋅コピー⋅編集するには?」は、トークで送れるものに「文章⋅音声などのファイル」を挙げ、次の手順を案内しています。
- スマホ。 トークルーム下部の「+」から「ファイル」をタップし、送りたいファイルを選んで「送信」または「はい」をタップします。
- パソコン(Windows・Mac)。 送りたいファイルをトークルームまでドラッグして、「送信」をクリックします。トークルーム下部の「ファイル送信」のアイコンから選ぶこともできます。
ヘルプには、送れるファイルの種類やサイズの一覧は載っていません。パソコン版の手順には「サポートしていないファイル形式の場合、zipファイルに変換して送信してください。」とあります。
どちらの方法でも、相手に届くのはファイルです。受け取った HTML ファイルがスマホでどう開くかは、LINE のヘルプには書かれていません。パソコン版については、ヘルプ「トークルームの写真⋅動画などを編集/確認するには?」に「ファイルをクリックすると、そのファイルをPCにダウンロードできます。」とあります。
送った HTML ファイルが、相手のスマホで開けない理由
HTML ファイルは、ページの見た目を写した画像ではなく、ブラウザに向けた指示書です。ファイルだけを送ると、ページに必要なものが欠けることがあります。
- 別のファイルに分けた CSS や画像は届かない。 ページの見た目を
style.css、写真をphoto.pngのように別のファイルにしていても、トークに送られるのは選んだファイルだけです。2026 年 10 月 13 日に、パソコンの Chromium でテスト用のページを開いて確かめました。フォルダの中で開くと、別ファイルの CSS、画像、スクリプトはすべて読み込まれました。HTML ファイルだけをほかの場所にコピーして開くと、3 つとも読み込めず、文字の色と大きさはブラウザの初期設定に戻り、画像は表示されず、スクリプトも動きませんでした。HTML ファイルの中に書いた CSS だけは効いていました。 - スマホのファイルのプレビューは、ブラウザではない。 iPhone の「ファイル」アプリに保存した
.htmlファイルをタップすると、プレビューが開きます。2026 年 10 月 6 日に、Apple の iPhone シミュレーター(iOS 26.3)で試したところ、このプレビューはページの JavaScript を動かさず、ネットからも何も読み込みませんでした。https://の画像も Google Fonts も、CDN から読み込む Tailwind も表示されませんでした。 - LINE のサーバーに残るのは一定期間だけ。 LINE のヘルプ「Keepメモの基本的な使い方」には「Keepメモを含めてトークルームに送受信した画像⋅動画⋅ファイルの弊社サーバーでの保存期間は一定期間のみです。保存期間終了後は表示⋅ダウンロード⋅送受信することができなくなります。」とあり、期間の長さは案内されていません。
URL なら、相手のスマホはページをブラウザで開きます。ネット上の画像やフォントも読み込まれ、URL が使える間は、いつタップしても同じページが開きます。別のファイルに分けた CSS や画像は、下の手順 1 で 1 つのファイルにまとめます。
ファイルのまま送るのが向いているとき
相手に必要なのがページではなくコードなら、ファイルで送るのが向いています。HTML を直してもらう制作会社やエンジニアがそうです。パソコンでダウンロードして、ブラウザやエディターで開いてもらえます。ページを見てもらうだけの相手には、URL を送ります。
LINE で送れない・開けないときに確かめること
- 送れない。 LINE のヘルプには送れるファイル形式の一覧がなく、パソコン版では、対応していない形式を zip に変換して送るよう案内しています。zip で届いても、相手は解凍してから HTML ファイルを開くので、上の理由はそのまま残ります。URL は文字なので、ファイル形式を気にせずトークに貼れます。
- 期限切れで開けない。 保存期間が終わったファイルは、表示もダウンロードもできなくなります。送り直すか、URL を送ります。Convika で公開したページは、「公開停止」を押すまで同じ URL で開けます。
- 開いたが、デザインが崩れている。 CSS や画像を、別のファイルに分けていないか確かめます。作った AI に「CSS をすべて中に入れて、画像は https:// から始まる URL にした、1 つの HTML ファイルにして」と頼めば、1 つのファイルにまとまります。
- 開いたが、ボタンやメニューが動かない。 iPhone の「ファイル」アプリのプレビューは、Apple のシミュレーターで試したところ、スクリプトを動かしませんでした。ブラウザで開ける URL を送ります。
HTML ファイルを URL にして LINE で送る 4 つの手順
メールや Slack で送る方法や、Netlify Drop・GitHub Pages など、ほかの公開先との比較は「HTML ファイルをリンクで共有する方法」にまとめています。ここでは、Convika のボックスで URL を作って LINE に貼るまでを説明します。
1. ページを 1 つのファイルにまとめる
Convika が受け付けるのは、.html か .htm のファイル 1 つ(2 MB まで)か、同じコードの貼り付けです。画像は https:// から始まる URL で指定します。CSS や画像を別のファイルに分けているなら、作った AI に「CSS をすべて中に入れて、画像は https:// から始まる URL にした、1 つの HTML ファイルにして」と頼みます。
2. ファイルをドロップするか、コードを貼り付ける
上のボックスにファイルをドロップするか、「コードから」に切り替えてコードを貼り付け、「プレビューのリンクをつくる」を押します。スマホなら、ChatGPT や Claude、Gemini の画面でコードを最初の行から最後の </html> までコピーして、「コードから」に貼り付けます。アカウントもメールアドレスもいりません。同じ回線から作れるプレビューは 1 日 10 件までです。パソコンの中の画像や CSS を読み込んでいる場合は、そのファイル名が一覧で出るので、先にリンクを直せます。
3. 自分のスマホでプレビューを開く
「プレビューができました」と出たら「リンクをコピーする」を押し、LINE で送る前に、自分のスマホで開きます。ページの上部には、Convika の無料ツールにアップロードされたページであることと、スクリプトとフォームが動かないことを知らせる帯が出ます。下部には小さな「Powered by Convika」の表示が入ります。レイアウトが崩れていないか、画像が表示されるかを確かめてください。スクリプトで動くボタンやメニューは、このプレビューでは反応しません。ページを受け取れば動きます。
4. LINE のトークに URL を貼って送る
コピーした URL をトークに貼り付けて送ります。相手は Convika のアカウントがなくても、URL をタップするだけでページを開けます。URL を知っている人は 7 日間見られ、検索エンジンには載せないよう指示しています。受け取らなければ、そのあとページは削除されます。
iPhone の LINE では、「LINEラボ」の「リンクをデフォルトのブラウザで開く」をオンにすると、トークのリンクを Safari や Chrome など、端末で設定しているブラウザで開けます(LINE のヘルプ)。
ページを残す、知っている人だけに見せる
プレビューの URL は、1 週間以内に一度見てもらうためのものです。お店の案内のように長く使うページや、スクリプトを動かしたいページは、Convika のアカウントに移して公開します。
- Free プランで残す。 URL の下の「このページを受け取る(無料・カード不要)」を押して登録すると、アップロードしたページがそのままアカウントに入り、スクリプトも動くようになります。「公開する」を押すと
yourpage.convika.comのようなアドレスで公開され、「公開停止」を押すまで同じ URL で開けます。最初のプレビューの URL は使えなくなるので、LINE には公開した URL を送り直します。Free プランはカード登録なしで使え、10 ページまで公開できます。 - 予約や問い合わせを受け付ける。 「フォームを追加する」を押すと、届いた予約や問い合わせを残せるフォームが入ります。フォームの送信は月 50 件まで一覧に出ます(超えた分も保存され、Pro で見られます)。公開したページは、日ごとの訪問数を、訪問者の国やデバイスとあわせて直近 90 日分見られます。名前や LINE のアカウントなど、誰が見たかはわかりません。
- 知っている人だけに見せる。 URL は知っている人なら誰でも開け、トークのメッセージは転送もできます。限られた人だけに見せたいページは、「サイト設定」の「閲覧パスワード」でパスワードをかけます。訪問者にはまずパスワードの入力画面が出て、Convika は正しいパスワードが入力されるまでページを送りません。パスワードは Pro(月 $12)の機能で、最初のページを公開すると、Pro をカード登録なしで 7 日間無料で使えます。このワークスペースで最初に公開するページなら、「公開する」を押す前にパスワードを設定しておけば、最初の訪問から入力画面が出ます。パスワードは、URL とは別のメッセージで伝えてください。見る人の画面は「HTML ページにパスワードをかけて、知っている人だけに見せる方法」で説明しています。
LINE で受け取った HTML ファイルを開くとき
受け取った側なら、まず送った人に URL をもらうのが確実です。ファイルをスマホに保存できたら、スマホのブラウザで無料の「HTML ビューアー」を開き、「HTML ファイルを選ぶ」をタップしてファイルを選ぶ方法もあります。ビューアーはブラウザの中で動くので、スクリプトもネット上の画像も読み込まれ、ファイルはアップロードされません。ただし、送った人が別のファイルに分けた CSS や画像は、ここでも表示されません。
よくある質問
HTML ファイルを LINE で送るには?
ファイルとして送るなら、トークルーム下部の「+」から「ファイル」をタップして、HTML ファイルを選びます。相手にページを見てもらうなら、ファイルではなく URL を送ります。このページのボックスで HTML ファイルを URL にしてトークに貼れば、相手はタップするだけでページを開けます。
LINE で HTML ファイルが送れないときは?
LINE のヘルプには送れるファイル形式の一覧がなく、パソコン版では、対応していない形式を zip に変換して送るよう案内しています。ページを見てもらうのが目的なら、HTML ファイルを URL にして、その URL を送ります。URL は文字なので、ファイル形式を気にせず送れます。
LINE で受け取った HTML ファイルを、スマホで開くには?
送った人に URL をもらうのが確実です。ファイルをスマホに保存できたら、スマホのブラウザで無料の「HTML ビューアー」を開き、「HTML ファイルを選ぶ」から選びます。ブラウザの中で動くのでスクリプトも動き、ファイルはアップロードされません。iPhone の「ファイル」アプリのプレビューは、Apple のシミュレーターで iOS 26.3 を試したところ、スクリプトを動かさず、ネット上の画像も読み込みませんでした。
LINE で送ったファイルに期限はありますか?
あります。LINE のヘルプによると、トークで送受信したファイルが LINE のサーバーに残るのは一定期間だけで、期間が終わると表示もダウンロードもできなくなります。期間の長さは案内されていません。Convika で公開したページなら、「公開停止」を押すまで同じ URL で開けます。
zip にまとめれば LINE で送れますか?
LINE のパソコン版のヘルプは、対応していない形式のファイルを zip に変換して送るよう案内しています。zip で届いた場合、相手は解凍してから HTML ファイルを開くことになります。スマホでページとして見てもらうなら、URL を送るほうが相手の手間がかかりません。
LINE のリンクを Safari や Chrome で開くには?
iPhone と iPad では、LINE の「ホーム」から「設定」>「LINEラボ」を開き、「リンクをデフォルトのブラウザで開く」をオンにすると、トークのリンクを Safari や Chrome など、端末で設定しているブラウザで開けます。LINE のヘルプは、この機能をメイン端末(主にスマートフォン)で使えると案内しています。
LINE のグループで HTML のページを共有するには?
グループのトークに URL を貼ります。メンバーはそれぞれ URL をタップして、自分のスマホでページを開けます。プレビューの URL は 7 日間で使えなくなるので、お店の案内やイベントの告知のように長く使うページは、Free プランで公開した URL を貼ってください。