謎解きを AI で作って、QR コードで会場を回る。ページは 1 つで

要約

謎解きのページは 1 つで足ります。AI に、アドレスの最後の ?stop=1 のような番号で出す問題を変えるページを頼み、Convika で公開して、番号ごとの QR コードを会場に貼ります。読み取るとその地点の問題が出て、答えを入れると次の場所のヒントが出ます。Convika が本番と同じ仕組みの試験環境で試したところ、番号を変えても同じページが開き、ページのスクリプトが番号を読めました。答えはページのコードに入っているので、景品をかけた勝負ではなく、遊びとして使います。

謎解きを無料で公開する

Free プラン: カード登録なし、公開 1 ページまで

目次

子ども会の秋のイベントで、公民館の中を回る謎解きをやりたい。部屋ごとに問題を貼って、解いた答えで次の部屋がわかる。準備に使えるのは週末の 2 時間ほどで、問題を考えるのは ChatGPT に手伝ってもらうつもりです。

QR コードを使うなら、地点の数だけページを作る必要はありません。1 つのページが、読み取られた QR コードの番号を見て、その地点の問題を出せばいいのです。このガイドでは、謎解きの形の選び方、AI への頼み方、公開して地点ごとの QR コードを作る手順、当日の貼り方、答えが見えてしまうことへの向き合い方を順に書きます。Google の Chrome ヘルプは 2026 年 10 月 22 日に確かめました。

謎解きの 3 つの形

先に、どこで解いてもらうかを決めます。形によって、QR コードの数が変わります。

形QR コードの数向いている場ページの作り
周遊型地点の数だけ公民館、校舎、公園、オフィスのフロア1 つのページが、アドレスの番号で出す問題を変える
教室型1 つ文化祭の教室、懇親会のテーブル1 つのページに全部の問題を順に出す
紙とスマホ1 つ問題を紙で配るイベント問題は紙、答え合わせだけスマホのページ

はじめての謎解きなら、地点を 4〜6 か所にした周遊型か、教室型が回しやすい形です。地点が増えるほど、QR コードの印刷と貼る手間、当日に見回る場所も増えます。問題の中身の作り方は、文化祭のクイズ大会を AI で作る と クラス対抗のクイズを AI で作る が参考になります。

AI への頼み方

ChatGPT、Claude、Gemini のどれでも、次の文を貼り、【】の中をイベントに合わせて書きかえて送ります。周遊型の頼み方です。

謎解きイベントで使うページを、HTML ファイル 1 つでつくってください。

- テーマ: 【公民館に残された、なくなったお菓子の謎】
- 地点は【5】か所。ページのアドレスの最後の ?stop=1 から ?stop=5 の番号を読んで、その地点の問題だけを出す
- 番号がないときは、表紙(あらすじと遊び方)を出す
- 各地点: 問題を 1 つ。答えを入れる欄と「答える」ボタン。正解なら、次の地点の場所のヒントを出す。まちがいなら「もう一度」と出す
- 【小学生】でも解ける問題にする。答えはひらがなか数字
- 解いた地点の番号をブラウザ(localStorage)に保存し、「5 か所中 3 か所」のように進み具合を出す
- 前の地点を解いていないときは「先に ○ 番の問題を解いてね」と出して、その地点の問題は出さない
- 5 か所目を解いたら、ゴールの画面に合言葉を大きく出す(係の人に言う言葉)
- 名前やメールアドレスは聞かない。ログインもなし
- スマホの縦画面で、文字は大きく、ボタンは高さ 44px 以上
- CSS と JavaScript もファイルの中に書き、外から読み込むものは使わない

番号の名前は stop のままにしておきます。r、result、slot、token、utm_ で始まる名前は、Convika が自分で使うので、謎解きの番号には使いません。

AI が作った問題は、本番の前に係で 1 問ずつ解いて確かめます。答えが 2 つ考えられる問題や、会場の外の人にはわからない問題がまざることがあります。

謎解きのページを公開して、地点ごとの QR コードを作る 4 つの手順

1. ファイルかコードをボックスに入れて、ページを受け取る

ページ冒頭のボックス に .html か .htm のファイル(2 MB まで)を「ファイルから」で選ぶか、「コードから」に切り替えてコードを貼り付け、「プレビューのリンクをつくる」を押します。このプレビューは 3 分間だけ開ける見た目の確認用で、スクリプトが止まっているので、問題は進みません。

「このページを受け取る(無料・カード不要)」を押して登録すると、ページがアカウントに入ります。登録するのは、先生や係の大人がおすすめです(年齢の決まりは 利用規約 の第 2 条にあります)。

2. 公開する

ページの画面で「公開する」を押すと、確認の画面が開きます。「このページを開ける人」で無料のまま選べるのは「一般公開」です(子ども会や学校で使うときは、下の 子ども会や学校で使うとき も読んでください)。

はじめての公開では、「次へ」を押すとプランを選ぶ画面になり、最初は「Pro 月額」が選ばれています。料金をかけないなら「無料」を選んで、「無料で公開する」を押します。Pro 月額(月 ¥1,800。カードを登録すると最初の 7 日は無料)か Pro 1年パス(¥4,400・自動更新なし)を選ぶと、お支払いの画面に進み、カードの登録か支払いが済んだところで公開されます。公開すると、yourpage.convika.page のような URL になります。

3. 番号をつけた URL を作り、QR コードにする

ページの画面の「QR コードを表示する」で出る QR コードには、公開した URL がそのまま入ります。番号のない URL なので、表紙を開く QR コードとして受付に貼れます。

地点ごとの QR コードは、URL の最後に ?stop=1、?stop=2 とつけた URL から、Chrome などで作ります。Google の Chrome ヘルプ Chrome でタブを共有する によると、パソコンの Chrome では、そのページを開いてから、その他アイコンの「キャスト、保存、共有」で「QR コードを作成」を選び、「ダウンロード」で画像にできます。Android では「共有」から「QR コード」、iPhone と iPad では上部の共有から「QR コードを作成」です。

地点ごとに何人が来たかも知りたいなら、?stop=2&utm_campaign=stop-2 のように目印を足した URL で QR コードを作ります。管理画面の「キャンペーン(UTM)」で、地点ごとに分けて数えられます。目印の付け方は AI で作ったページのアクセス数と流入元を見る方法 にあります。

4. 自分のスマホで、全部の QR コードを読み取る

印刷する前に、自分のスマホのカメラで QR コードを 1 つずつ読み取ります。出てきたリンクの最後が ?stop=2 のように地点の番号になっているか、その地点の問題が出るか、正解すると次のヒントが出るかを確かめます。最後まで解いて、ゴールの合言葉が出るところまで進めます。iPhone と Android のように、別のスマホでも 1 回通しておくと安心です。

Convika で試した結果

Convika は 2026 年 10 月 22 日に、ステージング(本番と同じ仕組みの試験の環境)で、?stop= と ?q= の番号を読む試しのページを公開して確かめました。

  • 番号を変えても、同じページが開く。 ?stop=1、?stop=2、?stop=2&utm_source=qr&utm_campaign=stop-2 などで開いても、届くのは同じページでした。ページのスクリプトは番号を読んで、その地点の画面を出しました。iPad のシミュレーター(iPadOS 26.3)の Safari でも、番号を読んで問題が出ました。
  • 進み具合は、同じスマホの同じブラウザに残る。 ?stop=2 で保存した記録は、?stop=3 を開いたときに読めました。スマホの幅にしたパソコンの Chrome で試しました。
  • 公開を止めると、どの番号の URL も開かない。 「公開停止」のあとは、ページが見つからない画面になりました。同じページをもう一度公開すると、同じ URL でまた開きました。
  • 新しい版を公開しても、URL は変わらない。 問題を直した版を公開すると、同じ URL と番号のまま、直したページが出ました。

スマホのカメラで印刷した QR コードを読み取る試しは、していません。上の手順 4 で、自分のスマホで確かめてください。

会場に貼る

  • URL も小さく書いておく。 QR コードが読めないスマホの人は、URL を打って開けます。番号まで書きます。
  • 係の手元に、全地点の URL の一覧を持つ。 はがれた QR コードを貼り直すときや、「この地点の問題が出ない」と言われたときに、その場で開いて確かめられます。
  • はじめて開いた人には、お知らせが出る。 画面の下に、アクセス解析の Cookie を使うかを聞くお知らせが出ます。答えるまで出ているので、表紙か 1 つ目の地点で答えてもらいます。答えたあとは、同じページのほかの番号では出ません。Free プランのページには、いちばん下に Convika の帯も出ます。
  • 地点の数だけ、ページは開かれる。 1 回読み取るごとに、ページビューが 1 回数えられます。10 地点を 50 人が回れば、それだけで 500 回の表示です。

QR コードの印刷で気をつけることは、HTML ファイルを QR コードにする方法 にまとめています。

当日まで、公開しておく

刷った QR コードが開かなくなるのは、そのページの公開を止めたときです。止めたページを同じ URL でもう一度公開すれば戻りますが、イベントの最中に止まると、参加者のスマホには何も出ません。準備が終わったら、当日が終わるまで公開したままにしておきます。

気をつけたいのは、Free プランで 2 つ目のページを公開するときです。2026 年 10 月 23 日以降に作ったワークスペースの Free プランで、同時に公開できるのは 1 ページです(下書きを含めて 10 ページまで持てます)。それより前に作ったワークスペースは、登録したときのプランのままです。

イベントの前に別のページを公開しようとすると、Pro(月 ¥1,800。カードを登録すると最初の 7 日は無料)にするか、いま公開中のページと入れ替えるかを選ぶ画面が出ます。入れ替えると、謎解きのページは下書きに戻り、その URL は開けなくなります。ページは消えませんが、刷った QR コードからは開けません。Free のまま 2 つの謎解きを同時に開くことはできないので、続けて開く会は、前の会が終わってから入れ替えます。

Free プランに含まれるのは、すべてのページの合計で月 10,000 ページビューです。2026 年 10 月 23 日以降に作ったワークスペースは登録したときから、それより前のワークスペースは 2026 年 11 月 1 日の午前 9 時(日本時間)から、月 10,000 ページビューに達すると編集やアクセス解析が止まり、その 7 日後からは、翌月 1 日の午前 9 時(日本時間)になるか料金を支払うまでページも止まります。止まったページには「このページは、いま表示を止めています」と出ます。プランごとのちがいは 料金ページ にあります。大勢が集まるイベントで、ほかのページも同じワークスペースで公開しているなら、AI で作ったゲームがバズったら、公開は止まる? も読んでおいてください。

1 つのページか、地点ごとのページか

地点ごとに別のページを作る方法もあります。ちがいは次のとおりです。

1 つのページ + ?stop= の番号地点ごとに別のページ紙だけで作る
公開するページ1 つ(Free で足りる)地点の数だけ(2 つ目からは Pro か入れ替え)なし
QR コード番号ごとに Chrome などで作る各ページの「QR コードを表示する」で作れるなし
問題を直す1 つのページを直せば、全地点に出るページごとに直す刷り直す
進み具合の記録同じブラウザに残せるページごとにアドレスが別なので、記録も別々参加者の紙に書く
地点ごとの人数目印(utm_campaign)を足せば分けて数えられるページごとの訪問数でわかる数えない
答えの見えやすさページのコードを開けば見えるページのコードを開けば見える係が持つ紙に書く

地点ごとのページが向くのは、地点ごとにまったくちがう遊び(ミニゲームや動画)を置くときです。Free の 1 ページで足りる謎解きなら、番号で分ける形がいちばん手間がかかりません。

答えが見えてしまうことと、その向き合い方

このページの答えは、ページのコードの中にあります。スマホでもパソコンでも、ページのソースを開ける人には答えが見えます。AI に「答えを隠して」と頼んでも、答え合わせをスマホの中でする作りであるかぎり、コードのどこかに答えは残ります。

だから、答えが見えても困らない使い方にします。

  • 景品は、ゴールの合言葉で渡す。 合言葉は係が紙で持っておき、言えた人に渡します。
  • 順番を飛ばせないようにする。 頼む文の「前の地点を解いていないときは」の行で、うっかり先の番号を開いても問題は出ません。ブラウザの記録を書きかえれば飛ばせるので、勝ち負けを決める仕組みにはなりません。
  • 点数を競うなら、紙で集める。 チームの答えを紙に書いてもらい、係が最後に答え合わせをします。

チームの得点をページの上で集めたいときは、Claude の window.storage の共有の保存を使う作りがあります。Convika で公開したページでも動き、Free プランでは 1 ページに 1 MB、1,000 個まで保存できます。ただ、だれが書いた点数かを Convika は確かめず、ページを開いた人ならだれでも書きかえられます。くわしくは Claude で作ったゲームの保存とみんなのスコアを、公開したリンクでも動かす にあります。

子ども会や学校で使うとき

  • 名前や写真を載せない。 問題にも、ゴールの画面にも、参加者や先生の名前、顔写真、学校やクラスの名前を書きません。一般公開のページは、URL を知っている人ならだれでも開け、検索結果や Convika のギャラリーに出ることがあります。
  • 検索にも出したくないときは、限定公開。 限定公開は Pro と 1年パスで選べ、URL を知っている人は開けますが、検索結果にもギャラリーにも出しません。QR コードを写真に撮って送られれば、送られた人も開けます。ギャラリーの決まりは 一般公開と限定公開のちがい にあります。
  • 学校の決まりに従う。 文化祭の企画でページを外に出してよいか、担当の先生に先に聞いておきます。校内の Wi-Fi で開けないときは、参加者のスマホの回線で開いてもらいます。
  • アカウントは、先生や係の大人が持つのがおすすめ。 ページを公開して止めるのを、イベントのあとも責任を持てる人のアカウントにしておくと安心です。年齢の決まりは 利用規約 の第 2 条にあります。

この頼み方で作ったページでは、参加者が欄に入れた答えは Convika には届きません。ただ、押されたボタンとリンクは、その文字が Convika にクリックとして記録されます。この頼み方なら「答える」の文字です。答えをボタンで選ぶ作りにすると、選ばれた答えの文字も残ります。ボタンに、参加者の名前や連絡先を書かないでください。管理画面でわかるのは、ページが開かれた数、どこから来たか、押されたボタンの数で、だれが何問解いたかはわかりません。

よくある質問

謎解きを自分で作るには?

テーマ、地点の数、答えの形(ひらがな、数字)を決めて、問題を作ります。問題づくりは ChatGPT や Claude に手伝ってもらえますが、答えが 2 つ考えられる問題がまざることがあるので、係で解いて確かめます。スマホで回る形にするなら、問題を出すページを 1 つ作ってもらい、公開した URL を QR コードにします。

謎解きを QR コードで作るには?

1 つのページが、URL の最後の ?stop=1 のような番号を読んで、その地点の問題を出すように AI に頼みます。ページを公開したら、番号をつけた URL から Chrome などで地点ごとの QR コードを作って貼ります。Convika の「QR コードを表示する」で出せるのは、番号のない URL の QR コードです。

小学生向けの謎解きを AI で作れる?

作れます。頼む文に「小学生でも解ける問題にする。答えはひらがなか数字」と書き、画面の文字を大きくしてもらいます。AI が作る問題には、むずかしすぎるものや答えがあいまいなものもまざるので、本番の前に、子どもと同じ年ごろの気持ちで大人が解いてみます。名前や写真はページに入れません。

謎解きの答えを隠すには?

スマホの中で答え合わせをするページでは、答えを完全には隠せません。ページのコードを開けば、答えが見えます。景品はゴールの合言葉を係に言った人に渡す、点数は紙で集める、というように、答えが見えても勝ち負けが崩れない形にします。順番を飛ばせないようにする作りは、うっかり先の問題を開くのを防ぐ程度です。

謎解きは無料で公開できる?

できます。Convika の Free プランなら、謎解きのページを無料で公開でき、番号をつけた URL で地点ごとの QR コードを作れます。2026 年 10 月 23 日以降に作ったワークスペースの Free で同時に公開できるのは 1 ページなので、地点ごとに分けず、1 つのページで番号を読む形にします。ページビューは、すべてのページの合計で月 10,000 まで含まれます。

出典

次のステップ

HTML ページにパスワードをかけて、知っている人だけに見せる方法

JavaScript で作った画面は、ソースを開けばパスワードが読めてしまいます。ChatGPT や Claude で作った HTML をアップロードし、自分のドメインのままサーバー側で確かめるパスワード付きのページにする方法を説明します。

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謎解きのページを、QR コードで開ける URL に

AI が書いた HTML を入れて公開するだけ。1 つのページに番号をつけた URL で、地点ごとの QR コードが作れます。

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