Netlify Drop の使い方と、ドロップしたあとに起きること

要約

Netlify Drop は、app.netlify.com/drop にフォルダ、zip ファイル、HTML ファイル 1 つのどれかをドロップすると、netlify.app で終わる URL でサイトを公開できる Netlify の機能です。ログインせずにドロップすると、受け取るまで URL に仮のパスワードがかかります。受け取りの期限は、Netlify のブログによると 2022 年 1 月から 1 時間です。ログインか登録をしてプロジェクトを受け取り、2026 年 7 月 28 日以降に作ったチームでは、さらに「Make public」を選ぶと、URL を知っている人ならだれでも開けるようになります。

Convika で無料で公開する

Convika の Free プラン: カード登録なし、公開 1 ページまで、フォームは月 50 件まで

目次

AI に作ってもらったページや手元の HTML ファイルを、すぐに URL にしたい場面があります。Netlify Drop なら、ファイルをブラウザにドラッグするだけで公開できます。ただ、いまの Drop では、ドロップした直後の URL をだれでも開けるわけではありません。登録しないままだと URL には仮のパスワードがかかり、1 時間のうちに受け取らなければ、サイトは残りません。

このガイドは、ドロップから公開までの手順、登録なしでドロップしたときに起きること、URL を見られる人、更新と削除のしかたを順に説明します。内容は 2026 年 10 月 15 日に、Netlify のドキュメント、Drop のページ、Netlify のブログで確かめました。ファイルを実際にドロップして試してはいないため、受け取りの画面のボタンの名前は載せていません。Drop のページは、ブラウザの言語を日本語にして開いても英語で表示されました。そのためボタンやメニューの名前は英語のまま書きます。

HTML ファイル 1 つで、フォームの送信内容やアクセス数も見たいなら、Convika でも公開できます。違いと、登録なしで試せるボックスはこのページの後半にあります。

Netlify Drop とは

Netlify Drop は、フォルダ、zip ファイル、HTML ファイル 1 つのどれかをブラウザにドロップすると、そのままサイトとして公開する Netlify の機能です。

始めるのにアカウントも Git のリポジトリもいりません。公開したサイトは、netlify.app で終わる URL に出ます。Netlify の クイックスタート は、AI のコード生成ツールで作ったプロジェクトの公開によく使われると紹介しています。

Drop は 2018 年に始まり、2026 年の夏には、ビルドが必要なプロジェクトもそのままドロップできるようになりました。ドロップしたプロジェクトをもう一度ドロップして更新したり、独自ドメインをつないだりすることもできます。出典は Netlify のブログ The 13-year story of Netlify Drop(2026 年 7 月 27 日)です。

Netlify Drop の使い方:ドロップから公開までの 5 つの手順

1. 公開するファイルかフォルダを用意する

Drop が受け付けるのは、フォルダ、zip ファイル、HTML ファイル 1 つです。

Drop のページ のよくある質問では、ファイル 1 つの例として index.html が挙げられています。ほかの名前のファイル 1 つでも同じように表示されるかは、ドキュメントに書かれていません。フォルダで出す場合、表示がおかしいときはクイックスタートのとおり、フォルダに空の index.html を入れる必要があることがあります。

大きさは、50 MB 未満のデプロイがいちばんうまくいきます。10 MB を超えるファイルがあると、デプロイが途中で止まることがあるとされています。

Astro や Next.js のようにビルドが必要なプロジェクトもドロップできます。ただし、Netlify がビルドするのはログインしているときだけです。ログインしていなければ、ファイルがそのまま公開されます。

2. Netlify Drop のページにドロップする

app.netlify.com/drop を開き、「Drop here」と書かれた枠にファイルかフォルダをドラッグします。枠の下の「file」か「folder」を押して選ぶこともできます。

先に app.netlify.com/login でログインしておけば、プロジェクトは最初からそのチームに入ります。ログインしなくてもドロップでき、あとから登録して受け取れます。

アップロードが終わると、netlify.app で終わる URL が出ます。

3. ログインか登録をして、プロジェクトを受け取る

ログインせずにドロップしたときは、ログインするか登録して、プロジェクトを受け取ります。Netlify のドキュメントではこれを「claim」と呼んでいます。

受け取るまで URL には仮のパスワードがかかります。受け取れるのは 1 時間のうちです。

登録のページ で選べるのは、Google、GitHub、GitLab、Bitbucket のアカウントか、メールアドレスです。

4. 非公開なら「Make public」を選ぶ

受け取ったプロジェクトをだれでも見られるかは、プランとチームの設定で決まります。

Netlify の 公開範囲のドキュメント によると、2026 年 7 月 28 日以降に作ったチームでは、新しいプロジェクトが非公開から始まります。Free と Personal のプランで非公開のプロジェクトを見られるのは、チームのオーナーだけです。

プロジェクトを開いて「Make public」を選ぶと公開されます。「Make public」は本番へのデプロイが 1 回成功していれば使えます。同じ画面でプロジェクト名を変えて、netlify.app の前の部分を変えることもできます。

あとから切り替えるときは、「Project configuration > General > Visitor access > Project visibility」を開きます。

5. URL を送る

公開したプロジェクトは、URL を知っている人ならだれでも開けます。

Netlify は netlify.app の URL を作った時点で HTTPS にしています(出典: HTTPS のドキュメント)。

相手に送る前に、ログインしていないブラウザのウィンドウで URL を開き、パスワードやアクセス権の画面が出ないことを確かめてください。

登録なしでドロップすると起きること

  • URL に仮のパスワードがかかる。 クイックスタートによると、ログインせずにドロップした URL は、受け取るまで仮のパスワードで守られます。Netlify のブログでは、2024 年に通報された詐欺サイトの多くがドロップで作られていたため、受け取られるまでパスワードをかけるようにしたと説明しています。ドロップした本人はアップロードの直後から見られますが、だれかがアカウントで受け取るまで、Netlify は公開しません。
  • 受け取りの期限は 1 時間。 2018 年に Drop が始まったときの期限は 24 時間で、2022 年 1 月に 1 時間になりました。同じとき、登録なしで作れるサイトは、同じ IP アドレスから 3 つまでになりました。24 時間以内に受け取る、と書いた記事は、2022 年より前の情報です。
  • 受け取らなかったサイトは、削除される。 ブログには、受け取らなければサイトは期限切れになるとあり、受け取られなかったサイトを停止して、その 1 週間後に削除する決まりができたことも書かれています。

Netlify Drop の主な変更

時期変わったこと出典
2018 年 8 月Drop が始まり、登録なしのサイトを受け取る期限は 24 時間ブログ
2022 年 1 月受け取りの期限が 1 時間になり、登録なしのサイトは同じ IP アドレスから 3 つまでにブログ
2024 年以降2024 年に通報された詐欺サイトの多くがドロップだったことを受けて、登録なしのサイトに、受け取るまで仮のパスワードがかかるようにブログ
2025 年はじめ以降受け取られなかったサイトを停止し、1 週間後に削除する決まり。ブログは、2025 年はじめの社内の分析をきっかけとしており、決まりができた日付は書いていないブログ
2025 年 9 月 4 日この日以降に作ったアカウントは、月 300 クレジットの Free などのクレジット制のプランに料金のページ
2026 年 4 月 14 日クレジット制のプランで、フォームの送信が無料・無制限にNetlify の変更履歴
2026 年 7 月 28 日この日以降に作ったチームでは、新しいプロジェクトが非公開から始まる公開範囲のドキュメント
2026 年夏ビルドが必要なプロジェクトのドロップ、ドロップし直しての更新、独自ドメインに対応ブログ

Netlify Drop は安全? URL を見られるのはだれか

Netlify Drop の URL をだれが開けるかは、受け取ったかどうかと、プロジェクトの公開範囲で決まります。

状態開ける人ほかの人に見えるもの
受け取る前ドロップした本人仮のパスワードがかかっていて、ページは公開されていない
非公開Free と Personal では、チームのオーナーだけ。Pro では招待したメンバーもアクセス権がないことを伝える Netlify の画面
公開URL を知っている人なら誰でも。検索エンジンなどのボットも含むページそのもの。「Powered by Netlify」のバッジは、2026 年 8 月 19 日以降に作った Free のプロジェクトで初期設定がオンになり(順次の提供で、まだ出ない場合もある)、有料プランでは初期設定がオフ。プロジェクトごとにオンとオフを切り替えられる(バッジのドキュメント)

2025 年 9 月 4 日より前に作ったアカウントで、クレジット制になる前のプランを使っている場合は、この公開範囲の設定がありません。クイックスタートによると、受け取るか、ログインしてドロップした時点で公開されます。

公開したまま共有のパスワードをかける機能は、公開範囲のドキュメントでは Pro のプランだけのものです。

ドキュメントからわかるのは、ここまでです。公開したページはボットも含めてだれでも開けるので、人に見せたくない内容は公開しないか、非公開のままにしておきます。

更新と削除

更新する

プロジェクトの管理画面を開き、「Production deploys」の下の枠に、直したフォルダをドラッグします。問題がなければ、そのまま本番の新しい版として公開されます。

クレジット制のプランなら、管理画面の「Agent runs」で AI に直してもらい、プレビューで確かめてから公開する方法もあります。本番へのデプロイは 1 回 15 クレジットで、Free プランで使えるのは月 300 クレジットまでです(出典: Netlify の料金のページ)。

削除する

プロジェクトを削除できるのは、チームのオーナーです(出典: Netlify の 役割と権限のドキュメント)。

管理画面のどこに削除のボタンがあるかは、確かめたドキュメントには書かれていませんでした。ドキュメントにあるのは、このあとの 2 つです。

  • 公開を止める。「Project configuration > Configuration > Danger zone」で「Disable project」を選ぶと、設定を残したままプロジェクトがオフラインになります。「Enable project」で戻せます(出典: Disable project)。
  • 完全に削除する。 Netlify CLI の netlify sites:delete にプロジェクトの ID を付けて実行すると、プロジェクトが完全に削除されます(出典: CLI のドキュメント)。

登録なしでドロップしたサイトを消したいとき

受け取らなければ、Netlify が自動で削除します。

Netlify のサポートフォーラムでは、登録なしでドロップしたサイトの削除を頼んだ人に、Netlify のサポートエンジニアが、受け取られなかったので自動で削除された、と答えています(出典: 2026 年 5 月 14 日の回答)。

すぐに消したいなら、1 時間のうちに受け取ってから、オーナーとして止めるか削除します。

Netlify Drop の料金

Drop そのものは無料です。Drop のページのよくある質問には、ドロップしたプロジェクトは好きなだけ Free プランに置いておけるとあります。

受け取ったプロジェクトはアカウントのプランで動きます。Free プランは月 300 クレジットまで。使い切ると、アカウントのすべてのプロジェクトが次の請求サイクルまで止まります。

ドロップし直しやアクセスで何クレジット使うかは、計算の例つきで Netlify Drop は無料? 月 300 クレジットでできることと、止まるとき で説明しています。

HTML ファイル 1 つなら、Convika でも公開できる

Convika は、ランディングページの公開と運用のためのサービスです。HTML ファイルをドロップすると URL ができ、登録なしで試せるところは Netlify Drop と同じです。違うのは、このあとの 5 つです。

  • 管理画面が日本語。 アップロードから公開、フォーム、アクセス数まで、日本語の画面で操作できます。Claude・Codex など、お使いの MCP クライアントから公開することもできます。
  • フォームの送信内容が残る。 サイト詳細で「フォームを追加する」を押すと、送信内容を保存するフォームの入った新しいプレビューができ、公開すると受付が始まります。届いた内容は 1 件ごとにメールでも届き、CSV で書き出せます。Free プランでは、すべてのフォームの合計で月 50 件まで一覧に出ます(超えた分も保存され、Pro で見られます)。
  • アクセス数を 90 日分見られる。 訪問数、どのサイトから来たか、デバイス、国、ボタンのクリックを、公開した時点から数えはじめ、直近 90 日分まで見られます。
  • 公開し直しても、クレジットは減らない。 Free プランでは 1 日 30 回まで公開し直せます。
  • 上限に達しても、料金はかからない。 Netlify の Free プランは、月 300 クレジットを使い切ると、アカウントのすべてのプロジェクトが次の請求サイクルまで止まります。Convika の Free プランでは、ページビューで料金がかかることはありません。すべてのページの合計が月 10,000 ページビューに達すると編集やアクセス解析が止まり、その 7 日後からは、翌月 1 日の午前 9 時(日本時間)になるか料金を支払うまでページも止まり、その前に 80% でメールが届きます。2026 年 10 月 23 日より前に作ったワークスペースは、2026 年 11 月 1 日の午前 9 時(日本時間)からこのとおりになります。ページを自分で止めたいときは、サイト詳細の「公開停止」を押します。

Free プランでは 1 ページを公開でき、ページの下部に小さな「Convika なら、HTML ファイルを無料でリンクに」の表示が入ります。独自ドメインは www.example.com のようなサブドメインを 1 つつなげられます。

次のようなときは、Netlify Drop のほうが向いています。

  • フォルダや zip、複数のページ。 Convika が受け付けるのは、.html か .htm のファイル 1 つ(2 MB まで)か、そのコードの貼り付けです。画像は https:// から始まる URL で読み込みます。
  • ビルドが必要なプロジェクト。 Netlify はログインしていればビルドしてから公開します。
  • フォームの送信を、無制限に受けたい。 Netlify はクレジット制のプランで、フォームの送信を無料・無制限にしています。使うには「Enable form detection」を選び、フォームに Netlify の属性を付けます(出典: フォームのドキュメント)。
  • example.com のようなルートドメインで出したい。 Netlify は Free で独自ドメインと SSL を使え、ドキュメントにはルートドメインのつなぎ方もあります。Convika ではルートドメインは自動設定の対象外です。

Convika での見え方は、登録する前に確かめられます。

下のボックスに .html のファイルをドロップするか、「コードから」に切り替えてコードを貼り付け、「プレビューのリンクをつくる」を押します。3 分間有効なプレビューのリンクができます。

このプレビューは検索エンジンには載せないよう指示し、ページのスクリプトとフォームは止めた状態で表示します。残すときは「このページを受け取る(無料・カード不要)」を押して登録すると、スクリプトの動く状態でページがアカウントに入ります。

同じボックスは Convika の 無料の HTML 公開ツール にもあります。

ほかの公開先も含めて比べるなら、Netlify より簡単に HTML を公開できるサービスは? で 7 つを並べています。

よくある質問

Netlify Drop とは?

フォルダ、zip ファイル、HTML ファイル 1 つのどれかをブラウザにドロップすると、netlify.app で終わる URL でサイトとして公開する Netlify の機能です。始めるのにアカウントも Git もいりません。2018 年に始まり、2026 年の夏からは、ビルドが必要なプロジェクトもドロップできます。

Netlify Drop の料金は?

Drop そのものは無料です。受け取ったプロジェクトはアカウントのプランで動き、Free プランは月 300 クレジットまで無料で使えます。本番へのデプロイは 1 回 15 クレジットで、使い切るとアカウントのすべてのプロジェクトが次の請求サイクルまで止まります。くわしくは Netlify Drop は無料? にまとめています。

Netlify Drop にログインやアカウントは必要ですか?

ドロップするだけなら、どちらもいりません。ただし、ログインせずにドロップした URL には受け取るまで仮のパスワードがかかり、サイトを残すには 1 時間のうちにログインか登録をして受け取ります。登録には、Google、GitHub、GitLab、Bitbucket のアカウントか、メールアドレスを使えます。ビルドが必要なプロジェクトを Netlify にビルドしてもらうときも、ログインが必要です。

Netlify Drop の 1 時間の期限とは何ですか?

ログインせずにドロップしたサイトを、アカウントで受け取れる時間です。Netlify のブログによると、Drop が始まった 2018 年には 24 時間で、2022 年 1 月に 1 時間になりました。受け取らなかったサイトは残らず、Netlify が停止して、そのあと削除します。

Netlify Drop でパスワードを聞かれるのはなぜですか?

ログインせずにドロップしたサイトを、まだだれも受け取っていないからです。Netlify は、2024 年に通報された詐欺サイトの多くがドロップだったことを受けて、登録なしでドロップしたサイトに、受け取るまで仮のパスワードをかけるようにしました。ドロップした人がログインか登録をしてプロジェクトを受け取れば、パスワードは外れます。パスワードではなくアクセス権がないという画面が出るなら、受け取ったプロジェクトが非公開のままなので、「Make public」を選びます。

Netlify Drop は安全ですか?

Netlify のドキュメントでわかるのは、URL をだれが開けるかです。受け取る前は仮のパスワードがかかり、非公開のプロジェクトは Free と Personal ではチームのオーナーだけが見られ、公開したプロジェクトは URL を知っている人とボットならだれでも開けます。netlify.app の URL は最初から HTTPS です。仮のパスワードは、2024 年に通報された詐欺サイトの多くがドロップで作られていたことを受けて、Netlify が付けたものです。

Netlify Drop でサイトを削除するには?

チームのオーナーが削除できます。Netlify のドキュメントには、設定を残してオフラインにする「Disable project」(「Project configuration > Configuration > Danger zone」)と、CLI でプロジェクトを完全に削除する netlify sites:delete が載っています。登録なしでドロップして受け取らなかったサイトは、Netlify が自動で削除します。

次のステップ

HTML ファイルを、どのスマホでも開けるリンクで共有する方法

HTML ファイルをメールや LINE で送ると、届くのはページではなくファイルです。ChatGPT や Claude で作った HTML をアップロードし、どのスマホでもタップで開けるリンクにする方法を、登録なしの手順から説明します。

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HTML ファイル 1 つを、フォームの届くページにする

Convika なら、ファイルをアップロードして公開し、フォームの送信内容と、何人がどこから来たかを、日本語の管理画面で確かめられます。

Convika で無料で公開する

Convika の Free プラン: カード登録なし、公開 1 ページまで、フォームは月 50 件まで