ChatGPT で作った HTML を、URL のあるページとして公開する方法

結論

ChatGPT がチャットでできるのは HTML のプレビューまでで、公開までできる ChatGPT Sites は Free と Go のプランでは使えません。ダウンロードした HTML ファイル(またはコードブロックからコピーしたコード)を Convika の管理画面でアップロードし、非公開のプレビューで確かめてから公開すれば、誰でも開ける URL になります。Convika の Free プランはカード登録なしで、10 ページ、月 10,000 ページビュー、フォームの送信は月 50 件まで使えます。

無料で HTML を公開する

Free プラン: カード登録なし、10 ページまで、フォームは月 50 件まで

ChatGPT に頼んだお店の紹介ページ。自分のパソコンで開くときれいに表示されるのに、LINE で送ったリンクは相手の画面で開かない。アドレス欄が file:///C:/Users/… で始まっているなら、そのページはまだ自分のパソコンの中にしかありません。このガイドでは、同じページを Convika の Free プランで公開し、フォームに届いた内容を残し、何人が見に来たかを確かめるところまでを説明します。

ChatGPT だけでできること、できないこと

ふだんのチャットでは(すべてのプラン)、ChatGPT はコードをコードブロックに入れて返します。OpenAI のヘルプセンターによると、コードブロックではコードのコピー、コード表示とプレビュー表示の切り替え、対応するブロックの読み取り専用リンクの共有(共有が使える場合)ができます。頼めば、ページを .html ファイルとしてダウンロードできる形で渡してくれることもあります。

ChatGPT Sites を使えば(Plus・Pro・ワークスペースのプラン)、公開まで ChatGPT に任せられます。OpenAI の Sites のガイドによると、公開ベータとして「Work」で Site を作り、誰でも開ける ChatGPT の URL で公開でき、対応している場合は独自ドメインもつなげます。ベータ期間中の利用はプランごとの上限までで、上限に達するとアクセスの多い Site が公開できなくなることがあります。Free と Go のプランでは使えません。Plus か Pro を契約していて、ChatGPT にページを Site として作り直してもらってよければ、それも選択肢です。

このガイドは、それ以外の場合のための手順です。ChatGPT の Free や Go を使っている、手元にもう .html ファイルがある、またはページ、フォームの送信内容、アクセス数を無料プランで 1 か所にまとめたい場合です。

ページの公開に必要なことChatGPT のチャットだけの場合Convika で公開した場合
誰でも開ける URL共有が使える場合は chatgpt.com の読み取り専用リンクyourpage.convika.com のような URL で公開できる
独自ドメイン使えないFree でも www.example.com などのサブドメインを 1 つ使える
フォームの送信内容の保存保存先がない月 50 件まで保存して CSV で書き出せる(Free)
アクセス解析ない訪問数、流入元、デバイス、国、ボタンのクリック
料金ChatGPT のプランに含まれるFree は無料、Pro は月 $12

Convika で公開する 6 つの手順

ChatGPT から HTML を取り出す

ページにフォームがある場合は、先に ChatGPT へ「フォームを <div data-convika-form></div> に置き換えて」と頼んでおきます。あとで Convika の届くフォームを入れる場所の目印になります。そのうえで、ファイルで受け取った場合は、そのままダウンロードします。ファイル名が .html で終わっていれば大丈夫です。コードブロックで表示されている場合は、コード表示に切り替えて全体をコピーします。古い会話ではキャンバスに表示されていることがありますが、コードを表示してコピーする点は同じです。index.html、styles.css、script.js のように複数のファイルに分かれているときは、「CSS と JavaScript をすべて中に入れた、1 つの HTML ファイルにまとめて」と頼みます。

Convika の無料アカウントを作る

app.convika.com で登録します。Free プランはカード登録なしで、10 ページまで公開できます。

HTML ファイルをアップロードする

管理画面で「HTMLファイルをアップロードする」を押します。「ファイルから」のタブでファイルをドロップするか「ファイルを選ぶ」を押します。使えるのは .html と .htm で、2 MB までです。コードをコピーした場合は「コードから」のタブに貼り付けます。パソコンの中から読み込んでいるファイル(hero.png など)があれば、アップロードの前に一覧で表示されます。「プレビューをつくる」を押すと、Convika が新しいページを作ります。アップロードに AI クレジットは使いません。

非公開のプレビューで確かめる

「プレビューができました」と表示されたら、「プレビューを開く」を押します。プレビューの URL は非公開で、有効期限は 7 日です。この時点では、まだ誰にも公開されていません。スマートフォンでも開いて、画像が表示されるか、ボタンのリンク先が合っているか、メニューが開くかを確かめてください。表示されない部分があれば、下の「移したときに動かないもの」を見てください。

フォームを「届く」フォームにする

ChatGPT が書いたフォームには、送信内容の保存先がありません。管理画面のサイト詳細で「フォームを追加する」を押し、項目(メールアドレスのみ/名前とメールアドレス/名前・メールアドレス・問い合わせ内容)とボタンの文言を選ぶと、目印を入れた場所に(目印がなければページ末尾のフッターの上に)、送信内容が届くフォームが入ります。目印を使わなかった場合は、ChatGPT が書いた元のフォームもページに残っています。送っても届かないフォームに訪問者が入力しないよう、「AIで改善」に「ChatGPT が作ったフォームを削除して、Convika のフォームは残して」と書いて消してください。標準のモデルなら 1 クレジットです。プレビューから送ったテスト送信は確認だけで、保存はされません。

公開して、独自ドメインをつなぐ

「公開する」を押すと、yourpage.convika.com のようなアドレスでページが公開されます。独自ドメインを使うときは、サイト詳細の「ドメイン管理」から「ドメインを追加」を開いて www.example.com のようなホスト名を入力し、表示された CNAME レコードと TXT レコードを、お名前.com やムームードメインなど、ドメインを買ったサービスの DNS 設定に追加します。SSL 証明書は自動で発行されます。自動設定に対応しているのは www などのサブドメインで、example.com のようなルートドメインには対応していません。

公開したあとに見られる数字

管理画面の分析では、ページビューと訪問者数、流入元と UTM、デバイス、国、ボタンのクリック、フォームの送信数を、直近 7 日・30 日・90 日で見られます。フォームに届いた内容は一覧で確認でき、CSV で書き出せます。

Free プランで数えるページビューは、すべてのページの合計で月 10,000 までです。超えてもページは表示され続けますが、その月の計測は止まり、ページの下部にアクセス数の上限に達したことを知らせる表示が出ます。

移したときに動かないもの

ファイルに書かれたスクリプトは、Free を含むすべてのプランで動きます。Tailwind、Google Fonts、アイコン、CDN から読み込むスタイルシート、YouTube や Google マップの埋め込み、ほかの https:// のサイトにある動画や音声、https:// で始まる URL の画像も使えます。プランによって変わるもの、動かないものは次のとおりです。

  • アクセス解析・ヒートマップのツール: Google アナリティクス、Clarity、Hotjar、Plausible、PostHog、Mixpanel がデータを送信できるのは Pro 以上です。Free では通信がブロックされます。Convika のアクセス数は Free でも見られます。

  • パソコンに保存した画像: <img src="hero.png"> のような書き方の画像は、自分のパソコンの中にしかないため、公開したページでは表示されません。該当するファイルは、アップロードの画面に一覧で表示されます。ChatGPT には「画像はすべて https:// から始まる URL にして。URL はこれを使って: …」と頼みます。

  • ほかのサイトからデータを読み込むスクリプト: Convika のページは、自分のアドレス以外からデータを取得できません(Pro で使う上記のアクセス解析ツールは除きます)。天気予報や Google スプレッドシートを読み込む処理、別のサービスへ JavaScript で送信するフォームは動きません。「読み込んでいるデータを、ページの中に直接書いて」と頼みます。フォームは「フォームを追加する」で作るフォームを使ってください。

  • HTML の属性に書いたコードを実行するライブラリ: Alpine.js(x-data や @click)などです。「Alpine.js の部分を、ふつうの JavaScript に書き直して」と頼みます。

ほかの公開方法

  • Netlify Drop: app.netlify.com/drop に HTML ファイルをドラッグすると、URL が発行されます。フォームの送信を無料で保存するには、「Forms」で「Enable form detection」を選び、フォームに data-netlify="true" を付けてから、ファイルをもう一度ドラッグします。検出は次のデプロイから有効になるためです。Free プランの月 300 クレジットを使い切ると、アカウントのすべてのサイトが停止します。
  • GitHub Pages: 公開リポジトリなら無料で、独自ドメインも使えます。ただし GitHub の規約では、オンラインのビジネスや EC サイトの運営には使えません。フォームとアクセス解析もありません。
  • Tiiny Host: 無料アカウントでファイルをドラッグして公開できます。無料プランは 1 プロジェクト、3 MB まで、月 5,000 訪問までで、ページに Tiiny Host のバナーが入ります。

ログイン機能やデータベースが必要なアプリ、多数のページを持つ Web サービスは Convika の対象外です。Convika はランディングページの公開と運用のためのサービスです。

よくある質問

ChatGPT だけでページを公開できますか?

プランによります。Plus・Pro・ワークスペースのプランなら、公開ベータの ChatGPT Sites で Site を作り、ChatGPT の URL で公開できます(対応している場合は独自ドメインも使えます)。Free と Go のプランでは Sites を使えません。ふだんのチャットでできるのは、どのプランでも HTML のプレビューと、共有が使える場合の読み取り専用リンクまでです。その HTML を Web サイトとして公開するには、公開先のサービスにアップロードします。

パソコンでは表示されるのに、送ったリンクが相手に開けないのはなぜですか?

file:/// で始まるアドレスは、自分のパソコンの中のファイルを指しています。ほかの人の端末からは開けません。Convika や Netlify などにファイルをアップロードして、発行された URL を送ってください。

Free プランでも、ファイルに書かれた JavaScript は動きますか?

動きます。HTML の中のスクリプトは、CDN から読み込むものも含めて、すべてのプランで動きます。どこまで通信できるかはプランによって変わります。Google アナリティクス、Clarity、Hotjar、Plausible などのアクセス解析・ヒートマップのツールがデータを送信できるのは Pro 以上で、Free では通信がブロックされます。それ以外のサイトへの通信と、Alpine.js のように HTML の属性に書いたコードを実行するライブラリは、どのプランでも動きません。

フォームの送信内容はどこで見られますか?

サイト詳細の「フォームを追加する」から作ったフォームなら、送信内容は Convika の管理画面に保存され、CSV で書き出せます。Free プランで保存できるのは、すべてのフォームの合計で月 50 件までです。それ以降の送信は翌月まで受け付けません。Pro には上限がありません。

ChatGPT から直接 Convika に公開できますか?

Convika は ChatGPT のプラグインディレクトリには載っていません。HTML のアップロードなら、ChatGPT のどのプランでも使えます。Claude・Claude Code・Codex など、お使いの MCP クライアントからは、ページの保存から公開までを直接頼めます。手順は「Claude で作ったページを、自分のドメインで公開する方法」にまとめています。

Convika はページに何を追加しますか?

訪問数とボタンのクリックを数える小さなスクリプトと、任意の分析用 Cookie を許可するかどうかを訪問者にたずねる表示です。Free プランでは、ページの下部に細い「Powered by Convika」の帯も入ります。それ以外の HTML は、アップロードしたとおりに表示されます。

料金はかかりますか?

Free プランはカード登録なしで使えます。10 ページまで、月 10,000 ページビュー、フォームの送信は月 50 件まで、独自ドメインは 1 つで、「Powered by Convika」の帯が入ります。Pro は 14 日間の無料トライアルのあと月 $12 で、50 ページ、月 100,000 ページビュー、フォームの送信と独自ドメインは無制限になり、帯も消えます。

公開したあとで修正できますか?

できます。サイト詳細の「AIで改善」に直したい点を書きます。標準のモデルなら 1 回 1 クレジットで、Free プランには最初に 10 クレジットが付きます。修正は新しいバージョンとして保存され、プレビューで確かめて公開するまで、いまのページは変わりません。うまくいかなかったときは、以前のバージョンに戻せます。なお、HTML ファイルをアップロードすると、別の URL を持つ新しいページになります。公開中のページの修正には使えません。

ChatGPT で作ったページに、自分の URL を

HTML ファイルをアップロードすれば、公開もフォームの受付もアクセス数の確認も、1 か所で済みます。

Free プラン: カード登録なし、10 ページまで、フォームは月 50 件まで