Gemini で作ったページを、URL で人に見せる方法
結論
Canvas の「共有」を押せば、g.co/gemini/share で始まる公開リンクがすぐ手に入ります。ただし開くのは gemini.google.com の画面の中で、Google のヘルプには独自ドメインやアクセス数の説明がありません。ふつうの Web サイトとして自分の URL で見せるなら、Canvas の「コード」からコードをコピーして、公開先のサービスに置きます。無料で使える代表的な公開先は GitHub Pages、Netlify Drop、Convika の 3 つ。Convika はコードを貼り付けるだけで公開でき、フォームの送信内容の保存とアクセス数の確認も Free プランに含まれます。
Free プラン: カード登録なし、10 ページまで、フォームは月 50 件まで
Gemini の Canvas で、お店の紹介ページができあがった。人に見せようと「共有」を押すと、手に入るのは g.co/gemini/share/… のリンクで、開くと Gemini の画面の中に表示されます。このガイドでは、Gemini の共有リンクでできることを確かめたうえで、同じページを自分の URL で公開し、フォームに届いた内容を残し、何人が見に来たかを確かめるまでの手順を説明します。
Gemini の共有リンクでできること
Canvas パネルの右上にある「共有とエクスポート」から「共有」を選び、「公開リンクをコピー」を押すと、g.co/gemini/share で始まるリンクが手に入ります。Google の Canvas のヘルプによると、このリンクには次の決まりがあります。
- 開けるのは gemini.google.com だけです。 Gemini のモバイルアプリでは開けません。
- リンクを開いた人は、コピーを作って自分の Canvas で編集を続けられます。 お店や会社のページなら、同業者も同じことができます。
- ユーザー間でデータを共有するアプリでは、公開リンクを知っている人が誰でも、そのデータを閲覧・編集できます。 ほかの訪問者が入力した内容も含みます。Canvas の安全性についてのヘルプによると、こうしたアプリのデータは公開のデータベースに置かれます。
ヘルプには、独自ドメインやアクセス数についての説明がありません。下書きを見てもらうには十分でも、チラシや広告、SNS の告知に載せるページには足りません。
| ページの公開に必要なこと | Gemini の共有リンク | Convika で公開した場合 |
|---|---|---|
| 誰でも開ける URL | g.co/gemini/share のリンク。gemini.google.com の画面で開く | yourpage.convika.com のような URL で、ふつうの Web サイトとして開く |
| 独自ドメイン | ヘルプに説明なし | Free でも www.example.com などのサブドメインを 1 つ使える |
| フォームの送信内容 | アプリに保存できる。ユーザー間でデータを共有するアプリでは、リンクを知っている人なら誰でも閲覧・編集できる | 管理画面でだけ見られる。Free は月 50 件まで、CSV で書き出せる |
| アクセス数 | ヘルプに説明なし | 訪問数、流入元、デバイス、国、ボタンのクリック |
| 料金 | Gemini に含まれる | Free は無料、Pro は月 $12 |
自分の URL で公開する 6 つの手順
Canvas からコードをコピーする
ページにフォームがある場合は、先に Gemini へ「フォームを <div data-convika-form></div> に置き換えて」と頼んでおきます。あとで送信内容が届く Convika のフォームを入れる場所の目印になります。Canvas が React のアプリを作った場合は、「ビルドなしで動く 1 つの HTML ファイルにして。CSS と JavaScript もすべて中に入れて」とも頼みます。そのうえで Canvas パネルの右上にある「コード」を押し、コードをすべてコピーします。
Convika の無料アカウントを作る
app.convika.com で登録します。Free プランはカード登録なしで、10 ページまで公開できます。
コードを貼り付ける
管理画面で「HTMLファイルをアップロードする」を押し、「コードから」のタブにコードを貼り付けます。.html のファイルとして保存した場合は、「ファイルから」のタブで選びます。どちらも 2 MB までです。「プレビューをつくる」を押すと、Convika が新しいページを作ります。アップロードに AI クレジットは使いません。
非公開のプレビューで確かめる
「プレビューができました」と表示されたら、「プレビューを開く」を押します。プレビューの URL は非公開で、有効期限は 7 日です。この時点では、まだ誰にも公開されていません。パソコンとスマートフォンの両方で開き、空白になっている部分や表示されない画像がないかを確かめます。見つかったら、下の「Gemini の外で動かないもの」を見てください。
フォームを「届く」フォームにする
管理画面のサイト詳細で「フォームを追加する」を押し、項目(メールアドレスのみ/名前とメールアドレス/名前・メールアドレス・問い合わせ内容)とボタンの文言を選びます。目印を入れた場所に(目印がなければページ末尾のフッターの上に)、送信内容が届くフォームが入り、新しいプレビューのバージョンとして保存されます。目印を使わなかった場合は、Gemini が作った元のフォームもページに残っています。送っても届かないフォームに訪問者が入力しないよう、「AIで改善」に「Gemini が作ったフォームを削除して、Convika のフォームは残して」と書いて消してください。標準のモデルなら 1 クレジットです。プレビューから送ったテスト送信は確認だけで、保存はされません。
公開して、独自ドメインをつなぐ
「公開する」を押すと、yourpage.convika.com のようなアドレスでページが公開されます。独自ドメインを使うときは、サイト詳細の「ドメイン管理」から「ドメインを追加」を開き、www.example.com のようなホスト名を入力します。表示された CNAME レコードと TXT レコードを、お名前.com やムームードメインなど、ドメインを買ったサービスの DNS 設定に追加すれば、SSL 証明書は自動で発行されます。自動設定に対応しているのは www などのサブドメインで、example.com のようなルートドメインには対応していません。
公開したあとは、管理画面の分析で、ページビューと訪問者数、どのサイトから来たか(リファラー)、デバイス、国、ボタンのクリック、フォームの送信数を、直近 7 日・30 日・90 日で見られます。
ほかの公開方法
Canvas のコードは、ほかの公開先にも置けます。無料で使える代表的なものを並べると、次のとおりです。
| 公開先 | 無料プラン | 公開までの手順 | 独自ドメイン | フォームの保存 | アクセス数 |
|---|---|---|---|---|---|
| GitHub Pages | 公開リポジトリなら無料。オンラインのビジネスには使えない | GitHub でリポジトリを作り、コードを index.html として保存し、ブランチから公開する | 使える(ルートドメインも可) | なし | なし |
| Netlify Drop | 月 300 クレジット。使い切るとアカウントのすべてのサイトが止まる | コードを index.html として保存してドロップし、ログインしたあと、非公開なら「Make public」で公開する(2026 年 7 月 28 日以降に作ったチームでは、新しいプロジェクトは非公開から始まる) | 使える | 無制限。ただし「Enable form detection」を選んでから、もう一度ドロップする | 直近 24 時間のリクエストログのみ |
| Convika | 10 ページ、月 10,000 ページビュー。ページの下部に小さな表示が入る | 管理画面にコードを貼り付け、プレビューを見て公開する | www などのサブドメインを 1 つ | 月 50 件、CSV で書き出せる | 訪問数、流入元、デバイス、国、ボタンのクリックを 90 日分 |
GitHub Pages は、GitHub の利用制限のページで、オンラインのビジネスや EC サイト、SaaS のための無料ホスティングとしては使えないとされています。お店や商品のページを出すなら、規約を先に確かめてください。
Convika は、Claude・Codex など、お使いの MCP クライアントからページを保存して公開することもできます。HTML ファイル 1 つを無料で公開できるサービスの比較は「ChatGPT で作った HTML を無料で公開する方法」にまとめています。
Gemini の外で動かないもの
ページに書かれたスクリプトは、Free を含むすべてのプランで動きます。Canvas のページがよく読み込む Tailwind、Google Fonts、アイコンのライブラリも、CDN からそのまま読み込めます。ボタンの onclick に書いた処理、YouTube や Google マップの埋め込み、https:// で始まる URL の画像や動画も使えます。プランによって変わるもの、動かないものは次のとおりです。
- Gemini の AI を使う機能と、アプリに保存したデータ: チャットボット、文章や画像の生成、アプリに保存した入力内容は、Canvas の上でしか動きません。Convika のページは、ほかのサイトからデータを取得することもできません(Pro で使う下のアクセス解析ツールは除きます)。Gemini には「AI の機能とデータの保存を外して、静的なページにして」と頼みます。
- アクセス解析・ヒートマップのツール: Google アナリティクス、Clarity、Hotjar、Plausible、PostHog、Mixpanel がデータを送信できるのは Pro 以上です。Free では通信がブロックされます。Convika のアクセス数は Free でも見られます。
- パソコンの中の画像: 自分のパソコンにあるファイルを指す画像は、公開したページでは表示されません。該当するファイルは、アップロードの画面に一覧で表示されます。Gemini には「画像はすべて https:// から始まる URL にして。URL はこれを使って: …」と頼みます。
- HTML の属性に書いたコードを実行するライブラリ: Alpine.js(
x-dataや@click)などです。「Alpine.js の部分を、ふつうの JavaScript に書き直して」と頼みます。
よくある質問
Gemini で作ったページを URL で人に見せるには?
方法は 2 つです。手軽なのは、Canvas の「共有とエクスポート」→「共有」で手に入る g.co/gemini/share のリンクを送る方法で、相手は gemini.google.com の画面でページを開きます。ふつうの Web サイトとして自分の URL で見せたいなら、Canvas の「コード」からコードをコピーして公開先に置きます。Convika なら、管理画面の「HTMLファイルをアップロードする」→「コードから」に貼り付け、プレビューを確かめてから「公開する」を押すだけです。
共有リンクは誰でも見られますか?
見られます。g.co/gemini/share のリンクは公開リンクで、知っている人なら誰でも開けます。開くのは gemini.google.com の画面で、Gemini のモバイルアプリでは開けません。リンクを開いた人はコピーを作って編集できます。ユーザー間でデータを共有するアプリでは、保存されたデータを閲覧・編集することもできます。
独自ドメインで公開できますか?
Gemini の共有リンクは gemini.google.com で開くため、独自ドメインでは出せません。コードをコピーして、独自ドメインに対応した公開先に置きます。Convika の Free プランなら、www.example.com のようなサブドメインを 1 つ、CNAME レコードと TXT レコードを追加してつなげます。example.com のようなルートドメインは自動設定の対象外です。
Gemini でページを直したら、公開したページも変わりますか?
変わりません。Convika に置いたページはコピーです。公開中のページを直すときは、サイト詳細の「AIで改善」に直したい点を書きます。標準のモデルなら 1 回 1 クレジットで、Free プランには最初に 10 クレジットが付きます。修正は新しいバージョンとして保存され、プレビューで確かめて公開するまで、いまのページは変わりません。コードを貼り付け直すと、別の URL を持つ新しいページになります。
料金はかかりますか?
Convika の Free プランはカード登録なしで使えます。10 ページまで、月 10,000 ページビュー、フォームの送信は月 50 件まで、独自ドメインは 1 つで、ページの下部に小さな「Powered by Convika」の表示が入ります。Pro は 14 日間の無料トライアルのあと月 $12 で、表示が消え、フォームの送信数の上限もなくなります。