Claude・Gemini で作った HTML スライドを、URL で共有する方法
結論
HTML のスライドを誰にでも見せるには、.html のファイル 1 つにまとめて、スクリプトを動かす公開先に置き、その URL を送ります。Claude の「共有」で作ったリンクは Claude にサインインしている人しか開けず、Gemini の共有リンクは gemini.google.com でしか開けません。Convika なら、管理画面にファイルをアップロードし、非公開のプレビューで矢印キーやボタンでめくれるのを確かめてから公開するだけです。公開した URL はパソコンでもスマホでもブラウザで開け、何人が開いたかもわかります。Free プランはカード登録なしで 10 ページまで使えます。
Free プラン: カード登録なし、10 ページまで、月 10,000 ページビューまで
Claude に「来週の定例で使うスライドを作って」と頼んだら、ブラウザで動くスライドが HTML でできあがった。矢印キーでめくれて、4 枚目にはグラフも入っている。あとは取引先やチームに見てもらうだけ、というところで止まるのが共有です。Claude の「共有」で作ったリンクは、相手が Claude のアカウントを持っていないと開けません。このガイドでは、Claude・Claude Code・Gemini の共有でできることを確かめたうえで、スライドを HTML のファイルとして取り出し、どのブラウザでも開ける URL にするまでを説明します。
AI の共有リンクで、相手に見せられる範囲
- Claude の「共有」で作ったリンクは、Claude にサインインしている人しか開けない。 Anthropic の共有のガイドには「全員がClaudeアカウントが必要です。アカウントを持っていない人は、リンクがあってもアーティファクトを開くことができません。唯一の例外は、チャットから公開されたレガシーアーティファクトです。」とあります。「リンクを持つ誰でも」で共有できるのは Pro・Max・Team・Enterprise で、Free では選べません。2026 年 9 月 16 日より前にチャットで作ったアーティファクト(レガシーアーティファクト)を Free・Pro・Max の「公開」で公開したものは、リンクを知っている人ならアカウントなしで開けます。
- Claude Code の公開リンクは、Anthropic のページで説明が分かれている。 Claude Code のドキュメントでは、Pro・Max・Team・Enterprise で、claude.ai にサインインしなくても誰でも開けるリンクを共有できるとされています。Team と Enterprise は、オーナーが公開共有を有効にするまで使えません。一方、共有のガイドが挙げる例外はレガシーアーティファクトだけなので、送る前にブラウザのプライベートウィンドウで開けるか確かめてください。
- Gemini の共有リンクは、gemini.google.com でしか開かない。 Canvas パネルの右上にある「共有とエクスポート」から「共有」を選ぶと、
g.co/gemini/shareで始まるリンクができます。Google の Canvas のヘルプによると、共有リンクは gemini.google.com でのみ開き、Gemini のモバイルアプリでは開けません。リンクを開いた人は、コピーを作って自分の Canvas で編集を続けられます。
| スライドの共有に必要なこと | Claude の「共有」のリンク | Gemini の共有リンク | Convika で公開した場合 |
|---|---|---|---|
| 開ける場所 | claude.ai。Claude にサインインした人だけ | gemini.google.com。Gemini のアプリでは開けない | どのブラウザでも、スライドだけのアドレスで |
| 独自ドメイン | 使えない(claude.ai のリンク) | 使えない(g.co/gemini/share のリンク) | Free でも slides.example.com などのサブドメインを 1 つ |
| 何人が開いたか | ドキュメントに説明なし | ヘルプに説明なし | 訪問数、流入元、デバイス、国を 90 日分 |
| 料金 | リンクでの共有は Pro 以上 | Gemini に含まれる | Free は無料、Pro は月 $12 |
相手がスライドを編集するなら、PowerPoint や Google スライドで渡します。 Anthropic のアーティファクトのガイドによると、Claude のスライドのテンプレートで作ったデッキは PowerPoint や PDF に書き出せ、編集できるファイルとして Google スライドにも送れます。Gemini の Canvas も、英語版の Google のヘルプによると、スライドを Google スライドに書き出せます(PDF にも書き出せます)。ここから先は、HTML のファイルになっているスライドの話です。
スライドを HTML のファイルとして取り出す
Claude のチャット
スライドを作ったチャットで、「このスライドを 1 つの HTML ファイルにして。CSS と JavaScript もすべて中に入れて、矢印キーと画面のボタンで切り替えられるようにして」と頼みます。返ってきたコードをコピーするか、ファイルが添付されていればダウンロードします。2026 年 9 月 16 日より前にチャットで作ったアーティファクトなら、Anthropic のアーティファクトのガイドにあるとおり、パネル上部のボタンからコードを表示・コピー・ダウンロードできます。
Claude Code
Claude Code は、公開する前にページをファイルとして書き出します。Claude Code のドキュメントによると、場所を指定しなければ、プロジェクトの外の一時ディレクトリに HTML か Markdown のファイルを書き込みます。手元に残すなら、「スライドを 1 つの HTML ファイルにして、slides.html としてこのフォルダに保存して」と保存先まで指定します。/slides のコマンドは別の作り方で、ドキュメントによると Claude Slides のアーティファクトを作り、claude.ai で編集や発表をします。
Gemini の Canvas
Canvas がスライドをコードで作った場合は、Canvas パネルの右上にある「コード」を押して、コードをすべてコピーします。React のアプリになっているときは、先に「ビルドなしで動く 1 つの HTML ファイルにして。CSS と JavaScript もすべて中に入れて」と頼んでおきます。コードではなくスライドとして作られていたら、「このスライドを 1 つの HTML ファイルで作り直して。CSS と JavaScript もすべて中に入れて、矢印キーで切り替えられるようにして」と頼みます。Google スライドで編集したいなら、英語版の Google のヘルプにある、Google スライドへの書き出しを使います。コピーしたコードは、手順 3 で Convika にそのまま貼り付けられます。
URL で共有する 5 つの手順
スライドを HTML のファイル 1 つにする
上の方法で取り出します。Convika は 1 ページにつき HTML のファイル 1 つを公開するので、スライドの CSS と JavaScript はファイルの中に入れます。Google Fonts や Tailwind、Chart.js や reveal.js のようなライブラリは、CDN からそのまま読み込めます。ファイルに埋め込んだ画像も容量に含まれ、パソコンの中のファイルを指す画像は、公開したページでは表示されません。
Convika の無料アカウントを作る
app.convika.com で登録します。Free プランはカード登録なしで、10 ページまで公開できます。
スライドをアップロードする
管理画面で「HTMLファイルをアップロードする」を押し、「ファイルから」のタブにファイルをドロップします。コードをコピーした場合は、「コードから」のタブに貼り付けます。.html と .htm のファイルで、2 MB までです。ページ名には、スライドの <title> が入ります。「プレビューをつくる」を押します。アップロードに AI クレジットは使いません。
非公開のプレビューでめくってみる
「プレビューができました」と表示されたら、「プレビューを開く」を押します。プレビューでも、公開したあとと同じようにスライドのスクリプトが動きます。矢印キーや画面のボタンでめくり、フォントやグラフが Claude や Gemini で見たとおりに表示されるかを確かめます。プレビューの URL は非公開で、有効期限は 7 日です。この時点では、まだ誰にも公開されていません。
公開して、URL を送る
「公開する」を押し、確認の画面でもう一度「公開する」を押します。yourpage.convika.com のようなアドレスでスライドが公開されます。メールや Slack、会議の招待に URL を貼れば、相手はアカウントなしでブラウザから開けます。
URL から発表する
2026 年 10 月 13 日に、この手順で 4 つのスライドをアップロードしました。Tailwind と Google Fonts を CDN から読み込み、Chart.js のグラフと矢印キー・ボタンでの切り替えがあるもの、reveal.js で作った 2 つ、16:9 のスライドを画面に合わせて拡大縮小する日本語のものです。プレビューではどれも矢印キーとクリックでめくれ、フォントもグラフも表示されました。公開した 2 つも、公開後のページで同じように動きました。
- 全画面で映す。 発表するパソコンで URL を開き、スライドに全画面のボタンやキーがあればそれを使うか、ブラウザの全画面表示にします。試したスライドは、F キーで全画面になりました。
- 何人が開いたかを見る。 公開したスライドの訪問数と、どのサイトから来たか、デバイス、国を、Free でも直近 90 日分見られます。わかるのは人数で、誰が開いたかではありません。数字の見方は「ランディングページのアクセス数と流入元を手軽に見る方法」にあります。
- 送ったあとで直す。 サイト詳細の「AIで改善」に直したい点を書きます。標準のモデルなら 1 回 1 クレジットで、Free プランには最初に 10 クレジットが付きます。Claude・Codex など、お使いの MCP クライアントから Convika につなげば、直したスライドを新しいバージョンとして保存してもらうこともできます。つなぎ方は「Claude Code で作ったページを公開する方法」にあります。どちらも URL は変わらず、公開した時点で反映されます。ファイルをアップロードし直すと、別の URL を持つ新しいページになります。
- 自分のドメインで出す。 Free でも、
slides.example.comのようなサブドメインを 1 つ、サイト詳細の「ドメイン管理」からつなげます。 - 公開と下書きを分ける。 公開したスライドは、URL を知っている人なら誰でも開ける Web ページで、ほかのサイトと同じように検索エンジンにも載ります。見せる相手を絞るなら、サイト詳細の「サイト設定」にある「閲覧パスワード」でパスワードをかけます。Pro(月 $12)と、最初のページを公開すると始まる 14 日間の無料期間に使え、パスワードを知らない人には入力画面だけが表示されます。手順は「HTML ページにパスワードをかけて、知っている人だけに見せる方法」にあります。下書きを見てもらうだけなら、管理画面のプレビューの URL を送ります。検索エンジンには載せないよう指示していて、7 日間有効です。
共有のしかたの比較
2026 年 10 月 13 日に、Anthropic と Google のヘルプで確かめた内容です。
| 共有のしかた | 開ける場所 | 開く人に必要なもの | 独自ドメイン | 開かれたかわかるか |
|---|---|---|---|---|
| Claude の「共有」のリンク(Pro 以上) | claude.ai | Claude のアカウント | 使えない | ドキュメントに説明なし |
| Claude Code の公開リンク(Pro 以上) | claude.ai | Claude Code のドキュメントでは不要(共有のガイドが挙げる例外は、レガシーアーティファクトだけ) | 使えない | ドキュメントに説明なし |
| Gemini の共有リンク | gemini.google.com。Gemini のアプリでは開けない | ヘルプに説明なし | 使えない | ヘルプに説明なし |
| メールやチャットに添付 | ファイルのプレビューか、相手が選んだアプリ | なし | 関係なし | わからない |
| Convika Free | どのブラウザでも | なし | サブドメインを 1 つ | 訪問数、流入元、デバイス、国を 90 日分 |
スライドがめくれないおそれがあるのは、ファイルを添付して送る方法です。iPhone では、送られた .html のファイルはファイルのプレビューで開きます。2026 年 10 月 6 日に Apple の iPhone シミュレーターで試したところ、プレビューでは JavaScript が動かず、スライドの操作も反応しませんでした。詳しくは「Claude で作った HTML を、Claude のアカウントがない人にも見せる方法」にあります。Claude や Gemini を使っている同僚に見せるだけなら、それぞれの共有リンクで足ります。取引先や会議の参加者、スマホで見る人に渡すなら、公開した URL を送ります。
よくある質問
Claude で作った HTML スライドを URL で共有するには?
まず、スライドを 1 つの HTML ファイルにします。Claude に CSS と JavaScript を中に入れた HTML を頼むか、Claude Code にフォルダへ保存してもらいます。そのファイルを、スクリプトを動かす公開先に置きます。Convika なら、管理画面の「HTMLファイルをアップロードする」からファイルをドロップし、「プレビューをつくる」を押して、めくれるのを確かめてから「公開する」を押します。公開した URL は、Claude のアカウントがない人でも開けます。
Claude Code で作った HTML スライドを共有するには?
Claude Code に、スライドを 1 つの HTML ファイルとしてフォルダに保存してもらい、そのファイルを Convika にアップロードして公開します。Claude Code のドキュメントには、Pro 以上で claude.ai に公開し、サインインなしで開けるリンクを共有する方法もあります。ただし Anthropic の共有のガイドは、例外をレガシーアーティファクトだけとしているので、送る前にプライベートウィンドウで開けるか確かめてください。自分のドメインで出したいときや、何人が開いたかを知りたいときは、Convika で公開します。
Gemini で作ったスライドが HTML になったときは?
そのまま HTML のスライドとして公開できます。Canvas パネルの右上にある「コード」からコードをすべてコピーし、Convika の管理画面の「HTMLファイルをアップロードする」→「コードから」に貼り付けて、プレビューでめくれるのを確かめてから公開します。Google スライドで編集したいなら、英語版の Google のヘルプによると、Canvas の「共有とエクスポート」からスライドを Google スライドに書き出せます。
HTML のスライドを PowerPoint にできますか?
PowerPoint のファイルがほしいなら、Claude に PowerPoint で作ってもらいます。Anthropic のファイル作成のガイドによると、Claude は PowerPoint のプレゼンテーション(.pptx)を作り、ダウンロードできます。Claude のスライドのテンプレートで作ったデッキも、PowerPoint や PDF に書き出せます。HTML のスライドは HTML のままで、Convika はそれを Web ページとして公開します。
スマホでも見られますか?
見られます。公開したスライドはスマホのブラウザで開き、スクリプトも動きます。2026 年 10 月 13 日に、Safari と同じ WebKit で iPhone の画面を再現して試したところ、画面のボタンをタップしてスライドをめくれました。細い画面にどう収まるか、スワイプでめくれるかはスライドのコード次第なので、URL を送る前に、プレビューを自分のスマホでも開いて確かめます。
全画面で発表できますか?
できます。スライドに付いている全画面のキーやボタンも、ブラウザの全画面表示も使えます。2026 年 10 月 13 日に試したところ、F キーで全画面にするスライドは、Convika の URL から開いても全画面になりました。
相手がスライドを開いたかわかりますか?
Claude と Gemini のヘルプには、共有リンクの閲覧数の説明がありません。Convika で公開したスライドなら、訪問数と流入元、デバイス、国を Free でも 90 日分見られます。わかるのは人数で、誰が開いたかではありません。
料金はかかりますか?
Convika の Free プランはカード登録なしで使えます。10 ページまで、月 10,000 ページビューまで、独自ドメインは 1 つです。Free では、画面の下に小さく「Powered by Convika」の帯が出ます。Pro にすると消え、最初のページを公開すると、Pro をカード登録なしで 14 日間無料で使えます。その後は月 $12 で、続けない場合は Free に戻ります。