Claude で作ったページを、自分のドメインで公開する方法
結論
Claude のアーティファクトは共有できますが、URL は claude.ai のままです。Anthropic のヘルプには、独自ドメイン、フォームの送信内容の保存先、アクセス解析の説明がありません。ページとして運用するなら、Convika を Claude のカスタムコネクタに追加して「このページを公開して」と頼めば、非公開のプレビュー、公開 URL、申し込みフォーム、アクセス数がそろいます。
Free プラン: カード登録なし、10 ページまで、フォームは月 50 件まで
Claude に頼んだランディングページの出来がよければ、次は自社のドメインで公開して、フォームに届いたメールアドレスを残し、何人が見に来たかを知りたくなります。このガイドでは、Claude の共有機能でどこまでできるかを確認したうえで、同じページを Convika で公開する手順を説明します。コードのコピーやファイルのアップロードはいりません。
Claude の共有でできること、できないこと
Claude には、アーティファクトを Web に出す方法が 2 つあります。どちらも URL は claude.ai のままです。
- Claude アプリのアーティファクト: リンクで共有します。Anthropic のヘルプセンターによると、共有されたアーティファクトを開くには Claude アカウントが必要です。例外は、以前の「公開(Publish)」ボタンで公開したもので、こちらはアカウントなしで開けます。公開したアーティファクトは、埋め込みコードで他のサイトに埋め込めます。
- Claude Code のアーティファクト: 公開リンクはサインインなしで開けます。Claude Code のドキュメントでは「バックエンドを持たない 1 枚のページ」と説明されていて、ページ内のスクリプトが通信できるのは自分自身のオリジンだけです。
どちらのドキュメントにも、独自ドメイン、フォーム送信の保存、アクセス解析の説明はありません。知人に下書きを見せるには十分でも、広告やローンチの告知から人を集めるページには足りません。
| ランディングページに必要なこと | Claude の共有リンク | Convika で公開した場合 |
|---|---|---|
| Claude アカウントなしで開ける | 旧「公開」と Claude Code の公開リンクのみ | 開ける |
| 独自ドメイン | 使えない(claude.ai の URL) | www.example.com などのサブドメインで使える |
| 申し込みの保存 | ドキュメントに記載なし | 保存して CSV で書き出せる |
| アクセス解析 | ドキュメントに記載なし | 訪問数、流入元、デバイス、ボタンのクリック |
| 失敗した修正の取り消し | 閲覧者に見せるバージョンを選ぶ | 保存済みの以前のバージョンに戻せる |
| 料金 | Claude のプランに含まれる | Free は無料、Pro は月 $12 |
Convika で公開する 6 つの手順
Convika は、Claude の「コネクタ」(リモート MCP サーバー)として動きます。一度つなげば、以降は Claude への一言で操作できます。
Convika の無料アカウントを作る
app.convika.com で登録します。Free プランはカード登録なしで、10 ページまで公開できます。
Claude に Convika をカスタムコネクタとして追加する
Claude(Web 版またはデスクトップ版)で「カスタマイズ」→「コネクタ」を開き、「+」→「カスタムコネクタを追加」を選びます。URL に https://mcp.convika.com を入力し、求められたら Convika にログインします。Anthropic のコネクタのガイドによると、Claude の Free プランでもカスタムコネクタを 1 つ追加できます。
「このページを Convika に保存して、プレビューを見せて」と頼む
アーティファクトがある会話で、そのまま頼みます。Claude がページの HTML を Convika に送り、非公開のプレビュー URL を返します。この時点では、まだ誰にも公開されていません。Convika はページを 1 つの HTML として保存するので、アーティファクトが React のコンポーネントなら、先に HTML へ書き直してもらい、プレビューで見た目を確かめてください。
申し込みフォームを追加する
「見出しの下にメールアドレスの登録フォームを追加して」と頼むと、Claude が Convika にフォームを作り、ページに組み込みます。プレビューから送ったテスト送信は確認だけで保存されないので、本番のリストに混ざりません。
公開して、独自ドメインをつなぐ
「公開して」と頼むと、yourbrand.convika.com のようなアドレスで公開されます。続けて「www.example.com をつないで」と頼むと、DNS に追加する CNAME レコードが 1 つ返ってきます。SSL 証明書は自動で発行されます。自動設定に対応しているのは www や go などのサブドメインで、example.com のようなルートドメインには対応していません。
反応を Claude に聞く
公開から数日たったら「何人来て、どこから来て、何人が登録した?」と聞きます。Claude が Convika のアクセス解析から、訪問数、流入元と UTM、デバイス、ボタンのクリック、フォームの送信数を読み取って答えます。登録者の一覧は CSV で書き出せます。
Claude Code で作ったページの場合
ターミナルで次のコマンドを 1 回実行し、Claude Code の中で /mcp を開いて Convika にログインします。
claude mcp add --transport http convika https://mcp.convika.com
あとは「landing/index.html を Convika に保存してプレビューを見せて」と頼むだけです。フォームの追加、公開、ドメインの設定、アクセス数の確認も、上の手順と同じ頼み方で進みます。
ほかの公開方法
- 埋め込み: Claude の埋め込みコードで、公開したアーティファクトを自分のサイトに埋め込めます。ページ自体は claude.ai に置かれたままです。
- 静的ホスティング: アーティファクトのコードを
index.htmlとして保存し、Netlify、Cloudflare Pages、GitHub Pages などにアップロードします。独自ドメインは使えますが、フォームの受け皿とアクセス解析は別に用意します。 - Convika: ドメイン、フォーム、アクセス解析を 1 か所にまとめ、公開後の修正も Claude に頼み続けたい場合に向いています。
ログイン機能やデータベースが必要なアプリ、複数ページの Web サービスは Convika の対象外です。Convika はランディングページの公開と運用のためのサービスです。
よくある質問
Claude のアーティファクトを独自ドメインで公開できますか?
Claude の機能だけではできません。共有したアーティファクトは claude.ai の URL のままで、できるのは他サイトへの埋め込みまでです。独自ドメインで出すには、ページの HTML をドメインに対応したサービスに置きます。Convika なら Claude が公開まで進め、www.example.com のようなサブドメインを設定します。自分で行うのは CNAME レコードの追加 1 つだけです。
共有したアーティファクトは誰が見られますか?
共有設定によります。Claude アプリで共有したアーティファクトは、リンクを知っていても Claude アカウントがないと開けません。以前の「公開」ボタンで公開したものと、Claude Code の公開リンクは、アカウントなしで誰でも開けます。Convika で公開したページは通常の Web サイトなので、URL を知っている人は誰でも見られます。
アーティファクトでメールアドレスを集められますか?
Claude Code のドキュメントでは、アーティファクトはバックエンドのない静的なページで、スクリプトが通信できるのは自分自身のオリジンだけとされています。そのため、フォームを置いても送信内容を自分の手元に残す先がありません。Convika で公開したページのフォームは、送信内容をアカウントに保存し、CSV で書き出せます。
料金はかかりますか?
Convika の Free プランはカード登録なしで使えます。10 ページまで(ページに小さな「Powered by Convika」の表示が入ります)、フォームの送信は月 50 件まで、独自ドメインは 1 つです。Pro は 14 日間の無料トライアルのあと月 $12 で、表示が消え、フォームの送信数の上限もなくなります。
Claude から公開すると Convika の AI クレジットは減りますか?
減りません。AI クレジットは、Convika のダッシュボードに内蔵された AI でページを作るときにだけ使います。Claude が書いたページをコネクタ経由で保存・公開する場合は使いません。
公開したあとで修正できますか?
できます。Claude に頼むほか、Convika のダッシュボードの「AIで改善」に直したい点を書いても修正できます(こちらは Convika の AI クレジットを使います)。どちらの場合も新しいバージョンとして保存され、公開前にプレビューで確認できます。修正がうまくいかなかったときは、以前のバージョンに戻せます。
