公開したページのアクセス数を Claude に聞く:Convika の MCP でわかること

Convika Team読了目安: 12 分

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Convika で公開したページのアクセス数は、Claude や ChatGPT、Codex などの AI アプリに Convika をつなぐと、「先週、何人が見た?」と聞くだけで確かめられます。AI は Convika が数えた数字を読み、訪問者とページビュー、どこから来たか、スマホかパソコンか、国、UTM、ボタンのクリック、フォームの登録まで答えます。ボットのアクセスは、最初から数に入れません。

ページを公開したあとで知りたいのは、だれか来たのか、どこから来たのか、どのボタンが押されたのか、次に何を直せばいいのか、です。別の解析ツールを開いて画面を読み解かなくても、ページをつくった AI アプリのまま聞けます。この記事では、聞けることと AI が使うツール、つなぎ方、数字の読み方、プランによるちがい、Google アナリティクスの MCP サーバーとのちがいを順に書きます。

聞けることと、AI が使うツール

聞き方は、ふだんの言葉で足ります。AI は質問に合わせて、Convika のツールを選んで呼びます。

聞き方の例AI が使うツール返ってくるもの
「全部のページ、先週どうだった?」get_portfolio_analyticsすべてのページの、ページビュー、訪問者、ボタンのクリック、フォームの送信
「このページ、この 30 日で何人が見た? どこから来た?」get_analytics_summary日ごとの数、よく見られたパス、参照元、国
「先週、どのサイトから来た人がいちばん登録した?」analyze_source_quality参照元ごとの訪問者、クリック、フォームの送信、成果につながった訪問者とその割合
「Instagram と LINE、どっちの投稿が効いた?」analyze_source_quality(UTM ごと)utm_source などの値ごとの、同じ数字
「スマホとパソコンで、どれくらい違う?」query_segments、query_timeseries2 つのグループの、日ごとのページビューと訪問者
「「予約する」ボタンは押されてる?」query_cta_performance、get_page_structureボタンやリンクの文言ごとの、日ごとのクリック数と押した人の数、そのボタンがページのどこにあるか
「アクセスは本当に増えてる?」query_timeseries、detect_trend増えている、減っている、はっきりした傾向はない、のどれかと p 値
「次に何を直せばいい?」analyze_site_performance主な数字、効いている要因、見つかったこととその根拠、優先順位をつけた次の一手

どのツールを使うかは AI が決めます。Convika のサーバーは AI に、何を直せばいいかを聞かれたら analyze_site_performance を、どの流入元が効いているかを聞かれたら analyze_source_quality を使うよう伝えています。

AI を使わなくても、ダッシュボードのページの画面にある「アクセス解析(過去7日)」で「詳細を見る」を押せば、同じ数字を画面で見られます。AI に聞くと、言葉で聞けて、2 つを比べたり、そのままページの直しを頼んだりできます。

Claude に Convika をつないで聞く 5 つの手順

Claude の Web 版とデスクトップアプリでは、Free を含むどのプランでも、カスタムコネクタとして Convika を追加できます。追加したコネクタは、スマホアプリでも使えます。Claude の Free プランで追加できるカスタムコネクタは 1 つです。Team と Enterprise のプランでは、先に組織のオーナーが「組織設定」の「コネクタ」で追加します。

1. Claude の「カスタマイズ」から「コネクタ」を開く

Claude の設定から「カスタマイズ」を開き、「コネクタ」を選びます。

2. 「+」を押し、「カスタムコネクタを追加」を選ぶ

コネクタの一覧の上にある「+」を押し、「カスタムコネクタを追加」を選びます。

3. サーバーのアドレスを入れる

名前は「Convika」のようにわかるものにして、サーバーのアドレスに https://mcp.convika.com を入れます。

4. Convika にログインする

求められたら、Convika のアカウントでログインします。API キーはいりません。

5. チャットで、ページの数字を聞く

新しいチャットで、こう聞きます。

Convika の私のページ、先週どうだった?

ツールが使われないときは、入力欄の「+」からコネクタを開き、Convika がオンになっているか確かめます。

Claude Code・Codex・ChatGPT でつなぐ

  • Claude Code: ターミナルで claude mcp add --transport http convika https://mcp.convika.com を実行します。Claude Code を起動して /mcp で convika を選び、ログインします。
  • Codex: codex mcp add convika --url https://mcp.convika.com で追加し、codex mcp login convika でログインします。起動して /mcp で、convika がつながっているか確かめます。
  • ChatGPT: Convika が ChatGPT のプラグインのディレクトリに載るまでは、開発者モード(Developer mode)でつなぎます。アカウントやワークスペースによっては使えません。ChatGPT はプランやバージョンによって手順が変わるので、最新の手順は OpenAI のヘルプで確かめてください。
  • そのほかの MCP クライアント: リモート MCP サーバーとして https://mcp.convika.com を追加します。通信方式を聞かれたら Streamable HTTP を選び、ログインは OAuth です。

それぞれの画面での手順は MCP クライアントの接続 にあります。MCP そのものの仕組みは MCP とは何か で説明しています。

聞いてみる:全部のページから、1 ページの流入元とボタンへ

はじめは、全部のページをまとめて聞くと早く済みます。get_portfolio_analytics は、ページを指定しなくても、すべてのページのページビュー、訪問者、ボタンのクリック、フォームの送信を 1 つの表で返します。

気になるページが見つかったら、そのページについて聞きます。

このページ、この 30 日で見た人は何人? どこから来た?

get_analytics_summary が、日ごとの数、よく見られたパス、参照元、国を返します。リンクを経由しない訪問は、参照元のない「直接」の訪問です。メールやチャットのアプリから開かれたリンクは、たいていここに入ります。

次に、どこから来た人が登録まで進んだかを聞きます。

先週、どのサイトから来た人がいちばん登録した?

analyze_source_quality は、参照元ごとにページビュー、訪問者、ボタンのクリック、フォームの送信、成果につながった訪問者とその割合を返します。クリックとフォームの送信は、それが起きたページの参照元や UTM に数えます。クリックもフォームの送信もした人は、1 人と数えます。Instagram や LINE の投稿ごとに分けたいときは、共有するリンクに UTM を付けておき、「utm_source ごとに」と頼みます。付け方は AI で作ったページのアクセス数と流入元を見る方法 にあります。

最後に、ボタンを聞きます。

「予約する」ボタンは先週何回押された? ページのどこにある?

query_cta_performance が、ボタンやリンクの文言ごとに、日ごとのクリック数と押した人の数を返します。get_page_structure は、保存したページの見出しとボタンを、上から順に返します。ボタンの文言は 2 つのツールで同じなので、押されたボタンがページのどこにあるかがわかります。日ごとの訪問者と合わせれば、クリック率も出せます。

「増えた」は本当か:前の期間と比べ、傾向を確かめる

先週より増えたかどうかは、get_analytics_detail が答えます。1 ページの概要に加えて、前の期間と比べた増減の割合、ボタンのクリックの内訳、端末、UTM ごとの数字を返します。

数日の上がり下がりが、たまたまなのか、本当に増えているのかを知りたいときは、こう聞きます。

この 4 週間の訪問者、本当に増えてる? たまたまじゃない?

AI は query_timeseries で日ごとの訪問者を取り、その数字を detect_trend に渡します。detect_trend は Mann-Kendall 検定という統計の方法で、「増えている」「減っている」「はっきりした傾向はない」のどれかと、傾向の強さ、p 値、1 区切りあたりの変化の目安(Sen の傾き)を返します。初期設定では、p 値が 0.05 より小さいときだけ、増えているか減っていると判定します。渡す数字は 4 つ以上いります。detect_trend が見るのは、AI が渡した数字だけです。

数字の読み方

  • ボットは数に入れない。 分析のツールは、知られているボットと脆弱性スキャナーのアクセスを、最初から除いて数えます。含めて見るのは、原因を調べるときだけです。
  • 日ごとの訪問者は、足さない。 query_timeseries の訪問者は、その日に来た人の数です。日ごとの訪問者を足すと、何日も来た人を何度も数えることになります。
  • 許可しなかった人と、まだ選んでいない人は、来た日ごとに 1 人。 Convika は、分析用の Cookie を許可するかを訪問者にたずねる表示を出します。ページビューは許可の有無にかかわらず数え、許可しなかった人と、まだ選んでいない人は、来た日ごとに 1 人と数えます。
  • 自分の訪問も入る。 ページの持ち主が自分で開いた回数も、数に入ります。
  • だれが来たかはわからない。 訪問者の名前やメールアドレスは、AI にも Convika にもわかりません。知りたいときは、ページにフォームを付けて入力してもらいます。
  • いま開いている人の数は聞けない。 その時点の人数を返すツールはありません。

プランによるちがい

ツールFreePro 以上、1年パス、Pro の無料期間中
1 ページの概要、くわしい分析、改善点の診断直近 7 日、30 日、90 日そのうえ 180 日、365 日、全期間
全部のページをまとめた表直近 7 日、30 日、90 日直近 7 日、30 日、90 日
日ごとの推移、2 つのグループの比較、流入元ごとの成果直近 3 か月の中で日付を指定直近 3 か月の中で日付を指定

Free プランで 180 日以上を頼むと、このプランで見られるのは直近 90 日までだという返事が、AI に届きます。

Free プランに含まれるのは、すべてのページの合計で月 10,000 ページビューです。超えたときの扱いは、料金ページにプランごとに書いてあります。

Google アナリティクスの MCP サーバーとのちがい

Google アナリティクスにも、Google が GitHub で公開している MCP サーバーがあります。README の題名は「Google Analytics MCP Server (Experimental)」です。どちらも AI アプリから数字を聞けますが、動く場所と準備がちがいます。

Convika の MCPGoogle アナリティクスの MCP サーバー
動く場所Convika のサーバー(https://mcp.convika.com)自分のパソコン(pipx run analytics-mcp)
準備Convika でページを公開する。タグは貼らないGA4 のタグを貼る。Google Cloud のプロジェクトで Google Analytics Admin API と Data API を有効にし、アプリケーションのデフォルト認証情報を用意する
ログインConvika のアカウント(OAuth)Google の認証情報(analytics.readonly のスコープ)
聞けること訪問者、ページビュー、参照元、UTM、端末、国、ボタンのクリック、フォームの登録、傾向の判定GA4 のレポート、ファネル、リアルタイムのレポート
料金Convika のプランに含まれる。Free は直近 90 日までGA4 は無料
提供の状態提供中README の題名に「Experimental」

すでに Google アナリティクスを入れているページなら、Google の MCP サーバーで GA4 の数字を聞けます。タグを貼らずに、Convika で公開したページの数字を聞くなら、Convika の MCP です。GA4 と Cloudflare Web Analytics の入れ方は AI で作ったページのアクセス数と流入元を見る方法 で比べています。

フォームの登録も聞ける

今週の問い合わせを一覧にして

get_form_submissions は、フォームに届いた回答を、入力された内容、国、スパムらしさの点数、届いた時刻つきで返します(1 回に 100 件まで)。表計算ソフトに入れたいときは、export_form_submissions が CSV か JSON で書き出します(1 回に 1,000 件まで)。どちらも、送った人の IP アドレスやブラウザの情報は返しません。Free プランで見られる回答は、ワークスペース全体で月 50 件までです。

フォームのつくり方と、投稿ごとの登録数を確かめて名簿を書き出すまでの手順は 事前登録・ウェイトリスト用のランディングページを無料で作る方法 にあります。

聞くだけでは、ページは変わらない

この記事のツールは、どれも数字やフォームの回答を読むだけで、ページを書きかえません。MCP の「読み取り専用」の印(readOnlyHint)を付けています。

同じ AI に、ページの直しや公開を頼むこともできます。それは別のツールの仕事で、公開、元に戻す、公開の停止は、利用者がはっきり頼んだときだけ使うよう、Convika のサーバーが AI に伝えています。それまでは、非公開のプレビューのリンクを見せます。直したページを同じ URL のまま差し替える流れは AI で作ったページを後から直す方法 に、Claude Code での公開は Claude Code で作ったページを公開する方法 に、Claude のアーティファクトの公開は Claude のアーティファクトを公開する方法 にあります。

よくある質問

Claude にアクセス数を聞くことはできますか?

できます。Claude に Convika をカスタムコネクタとして追加すると、「先週、何人が見た?」と聞くだけで、Convika で公開したページの訪問者、ページビュー、流入元などを答えます。数字が聞けるのは、Convika で公開したページだけです。

ChatGPT で自分のページのアクセス解析を見られますか?

Convika で公開したページなら、ChatGPT に Convika をつないで聞けます。Convika が ChatGPT のプラグインのディレクトリに載るまでは開発者モードが必要で、アカウントやワークスペースによっては使えません。つなぎ方は MCP クライアントの接続 にあります。

Claude に Convika をつなぐには、どうすればいいですか?

Claude の「カスタマイズ」から「コネクタ」を開き、「+」から「カスタムコネクタを追加」を選んで、サーバーのアドレスに https://mcp.convika.com を入れ、Convika にログインします。Claude の Free プランでも使えます(追加できるカスタムコネクタは 1 つです)。

AI にアクセス解析を聞くと、ボットは数に入りますか?

入りません。Convika の分析のツールは、知られているボットと脆弱性スキャナーのアクセスを、最初から除いて数えます。含めて見るのは、原因を調べるときだけです。

Google アナリティクスの MCP と Convika の MCP は、何がちがいますか?

Google アナリティクスの MCP サーバーは自分のパソコンで動かし、GA4 のタグと Google Cloud の準備がいります。Convika の MCP は Convika のサーバーで動き、AI アプリにアドレスを足してログインすれば、Convika で公開したページの数字を聞けます。

無料プランでは何日分まで聞けますか?

Convika の Free プランでは、直近 7 日、30 日、90 日の数字を聞けます。Pro 以上と 1年パス、Pro の無料期間中は、180 日、365 日、全期間も聞けます。日ごとの推移、2 つのグループの比較、流入元ごとの成果は、どのプランでも直近 3 か月の中で日付を指定して聞きます。

AI に聞くと、ページを勝手に変えられませんか?

数字を読むツールは読み取り専用で、ページを書きかえません。公開、元に戻す、公開の停止は、利用者がはっきり頼んだときだけ使うよう、Convika のサーバーが AI に伝えています。

だれがページを見たか、フォームにだれが登録したかまでわかりますか?

ページを見た人がだれかは、わかりません。フォームの回答は、入力された内容、国、届いた時刻までわかります。送った人の IP アドレスやブラウザの情報は、ツールが返しません。

出典

ページを公開して、AI に聞く