AI で作った HTML の教材を、Classroom で生徒に配る

要約

Google Classroom に HTML ファイルを添付すると、生徒に届くのはファイルです。添付した HTML がどう開くかは Classroom のヘルプに書かれておらず、ゲームやクイズのスクリプトが動くとも限りません。生徒全員に同じページを開いてもらうなら、HTML ファイルを公開して URL にし、クラスの「授業」で「作成」から「資料」か「課題」を選んで、「リンク」で投稿します。Convika の Free プランで公開した URL なら、生徒は Chromebook や iPad のブラウザで、アカウントなしで開けます。直した版も同じ URL のまま公開できるので、投稿し直す必要はありません。このページのボックスでは、登録なしで 3 分間 有効なプレビューのリンクを作って、見た目を確かめられます。スクリプトは止まっているので、Classroom に投稿するのは、ページを受け取って公開した URL です。

Classroom に貼れる URL をつくる

Free プラン: カード登録なし、公開 1 ページまで

目次

ChatGPT に作ってもらった漢字クイズを、Classroom で生徒に配りたい。HTML ファイルを資料に添付すれば済みそうに見えます。けれど生徒に届くのはページではなく、ファイルです。

このガイドは、HTML ファイルを添付したときに生徒に届くものと、教材を URL にして「資料」や「課題」にリンクで投稿する手順、生徒が作ったページをリンクで提出してもらう方法を説明します。Google のヘルプは、2026 年 10 月 16 日に確かめました。

HTML ファイルを添付すると生徒に届くもの

Classroom のヘルプ 授業ページに資料を追加する によると、資料にはパソコン上のファイル、Google ドライブのファイル、YouTube 動画、リンクを追加できます。HTML ファイルも添付できますが、生徒に届くのはファイルです。添付した HTML ファイルが生徒の画面でどう開くかは、Classroom のヘルプには書かれていません。

生徒全員に同じページを開いてもらうには、HTML ファイルを公開して、その URL をリンクとして投稿します。URL なら、生徒はタップするだけで、ブラウザでページを開けます。

教材を URL にする 4 つの手順

ボックスで作るプレビューのリンクが開けるのは 3 分間 だけで、ページのスクリプトも止まっています。Classroom に投稿するのは、ページを受け取って公開した URL です。

1. ファイルをボックスに入れて、見た目を確かめる

ページ冒頭のボックス に .html のファイルをドロップするか、「コードから」に切り替えてコードを貼り付け、「プレビューのリンクをつくる」を押します。アカウントもメールアドレスもいりません。受け付けるのは、.html か .htm のファイル 1 つ(2 MB まで)か、そのコードです。「プレビューができました」と出たら「プレビューを開く」を押し、文字や図が崩れていないかを見ます。このプレビューではスクリプトが止まっているので、ゲームやクイズは動きません。

2. ページを受け取って、生徒と同じように使ってみる

「このページを受け取る(無料・カード不要)」を押して登録すると、アップロードしたページがそのままアカウントに入り、スクリプトも動くようになります。プレビューの時間が過ぎても、同じ画面から受け取れます。管理画面で「プレビューを開く」を押し、ボタンを押したり問題を解いたりして、答えや解説がまちがっていないかを確かめます。

3. 公開する

管理画面で「公開する」を押すと、確認の画面で「一般公開」か「限定公開」を選べます。無料の一般公開では、URL を受け取った生徒はパスワードやアカウントなしで開けますが、Google などの検索結果や Convika のギャラリーに出ることがあります。検索に出したくないときは「限定公開」を選びます(Pro・1年パス)。公開すると yourpage.convika.page のようなアドレスになり、この URL は「公開停止」を押すまで変わりません。Free プランに含まれるのは、すべてのページの合計で月 10,000 ページビューです。Free プランはカード登録なしで使え、1 ページを公開できます。Free では、公開したページの下端に小さく Convika の帯が入ります(Pro で消せます)。

クラスの外に見せたくないページなら、「パスワードを知っている人だけ」を選び、パスワードを入れて「パスワードをかけて公開する」を押します。パスワードは Pro(月額 ¥1,800)の機能です。生徒には、パスワードを URL とは別に伝えます。

4. URL をコピーする

サイトの画面の「公開URL」に、公開したページのアドレスが出ます。横の「コピー」を押すと、URL をコピーできます。

「資料」か「課題」に、リンクとして投稿する

パソコンでの投稿のしかたは、Classroom のヘルプに沿って、このあとの 2 つです。どちらも「リンク」を選び、手順 4 でコピーした URL を入れます。

  • 資料にする。 ヘルプ 授業ページに資料を追加する によると、クラスの「授業」をクリックし、上部の「作成」から「資料」を選んで、タイトルと説明を入力します。「追加」から「リンク」を選んで URL を入れ、「投稿」をクリックします。同じヘルプによると、資料は採点の対象ではありません。復習のクイズや、家で読む教材に向いています。
  • 課題にする。 ヘルプ 課題を作成する によると、上部の「作成」から「課題」を選び、課題の「添付」で「リンク」を選んで URL を入れます。「割り当て」をクリックすると、課題がすぐに投稿されます。課題の点数は既定で 100 点に設定されていて、「採点なし」も選べます。ページの中のクイズの点数は、Classroom には届きません。

Classroom のアプリでは、資料も課題も、添付アイコンからリンクアイコンをタップして URL を入力します。

教室でその場で開いてもらうなら、QR コードも使えます。サイトの画面で、「公開URL」の横の「QR コードを表示する」を押すと、URL の QR コードが大きく表示されるので、電子黒板やスクリーンにそのまま映せます。スライドに貼るなら、「PNG 画像を保存する」で画像にします。生徒の iPad や Chromebook での読み取り方は、ガイド HTML ファイルを QR コードにする方法 にまとめています。

公開するときに「このページを開ける人」を決める

2026 年 7 月、Claude の「リンクで共有」で共有したチャットやアーティファクトが、Google や Bing の検索結果に出ていたと報道されました(The Decoder、GovInfoSecurity)。Anthropic は、共有リンクは利用者自身が広めない限り見つからないと説明しています。The Decoder は、共有ページに noindex のタグ(検索エンジンに、結果に載せないよう伝える印)がなかったようだと伝えました。

Convika では、公開するときの確認画面で「一般公開」か「限定公開」を選べます。無料の一般公開は、検索結果や Convika のギャラリーに出ることがあります。検索に出したくないページは、確認画面で「限定公開」を選びます(Pro・1年パス)。限定公開にすると、Convika は検索エンジンにページを検索結果に出さないよう伝え(noindex)、サイトマップにもギャラリーにも載せません。あとから「サイト設定」で切り替えることもできます。

「限定公開」のページも、URL を持っている人ならこれまでどおり開けます。パスワードもアカウントもいりません。URL を転送された人も開けます。無料の一般公開を選んだページは、検索結果や Convika のギャラリーに出ることがあります。決まった人だけに開いてほしいときは、「パスワードを知っている人だけ」を選んでパスワードをかけてください(Pro・月 ¥1,800 の機能)。

リンクが貼れない・開けないとき

リンクが貼れない、開けないときの説明は、2026 年 10 月 16 日に確かめた Classroom のヘルプには見つかりませんでした。Convika で公開したページなら、このあとの 4 つを確かめます。

  • 公開した URL を貼ったか。 ボックスで作ったプレビューのリンクは、3 分間 で開けなくなります。貼るのは、サイトの画面の「公開URL」の横の「コピー」でコピーした URL です。
  • 公開を止めていないか。 「公開停止」を押すと、その URL ではページが開かなくなります。もう一度「公開する」を押すと、同じ URL で開けます。
  • パスワードをかけていないか。 パスワードをかけたページは、生徒がパスワードを入れるまで中身が出ません。パスワードを生徒に伝えます。
  • 学校の端末で止められていないか。 学校の端末は、Web フィルターの設定によって開けないサイトがあります。生徒と同じ端末で開いてみて、開けないときは、端末を管理している担当の人に確かめます。

Gemini で作った教材なら

Gemini の Canvas で作ったものは、学校の設定しだいで、Gemini から Classroom の課題や投稿に直接共有できます。Google の 2026 年 6 月 29 日の 発表 によると、共有するには、先生と生徒が、Gemini をオンにしたグループか組織部門に入っている必要があります。

この共有が使えない学校での配り方は、ガイド Gemini で作ったゲームや教材を、生徒に配る方法 で説明しています。

生徒にページを提出してもらうとき

生徒が自分で作ったページを課題として出すときも、ファイルではなく URL を提出してもらえば、先生はブラウザでページとして開けます。Classroom のヘルプ 課題を提出する によると、パソコンでは、課題の「手順を表示」をクリックし、「あなたの課題」で「追加または作成」から「リンク」を選びます。URL を入力して「追加」をクリックし、「提出」をクリックして確定します。iPhone や iPad のアプリでは、「あなたの課題」のカードを開いて「提出物を追加」をタップし、「リンクを挿入」を選びます。

Convika のアカウントを作れるのは、利用規約で 13 歳以上の人です。18 歳未満の生徒は、保護者の同意を得てから使います。生徒が自分のアカウントで公開しないときは、学校が認めている方法を使ってもらいます。

授業のあとで直す

問題のまちがいに授業のあとで気づいても、Classroom に投稿し直す必要はありません。直した HTML ファイルは、同じ URL のまま入れ替えられます。サイトの画面の「新しいバージョンのアップロード」で、「ファイルを選ぶ」から選ぶか、「コードから」に切り替えてコードを貼り付け、「新しいバージョンとしてアップロードする」を押してください。アップロードに AI クレジットは使いません。「プレビュー v2 ができました」のように出たら、「プレビューを開く」で確かめてから「同じリンクで v2 を公開する」を押し、確認の画面で「公開する」を押します。公開するまで、生徒には前の版が表示されます。管理画面の「HTMLファイルをアップロードする」から入れ直すと、別の URL の新しいページになるため、直すときは使いません。

小さな直しなら、サイトの画面の「AIで改善」に直したい点を書くか、Claude・Codex など、お使いの MCP クライアントから直したページを保存して公開し直しても、同じ URL のまま新しい版になります。「AIで改善」は、標準のモデルなら 1 回 1 クレジットで、Free プランには最初に 10 クレジットが付きます。Classroom に投稿したリンクも、映した QR コードも、そのまま直したページを開きます。

ほかの先生にも使ってもらう

同じ学年のほかのクラスでも使ってもらうなら、ページのコピーを許可します。コピーは許可するまでオフなので、サイトの画面の「サイト設定」にある「ページのコピー」で、「このページのコピーを許可する」にチェックを入れます。許可すると、公開したページの下に一文が出て、開いた人が無料で自分用のコピーをつくり、書き換えられます。コピーには、もとのページのタイトルとリンクが表示されます。

ページの文章は、名前も含めてそのままコピーに残るので、生徒の名前は書きません。パスワードをかけたページはコピーできません。止めるときは、「サイト設定」の「ページのコピー」で切り替えます。すでにつくられたコピーは、つくった人のもとに残ります。

授業の前に確かめること

  • 生徒の端末で 1 台、開いてみる。 学校の端末は、Web フィルターの設定によって開けないサイトがあります。授業の前に、生徒と同じ端末で URL を開き、ゲームやクイズが最後まで動くかを確かめます。
  • 生徒の名前や成績をページに書かない。 公開した URL は、知っている人ならだれでも開けます。クラスの外に出したくないことは書かないか、手順 3 のとおりパスワードをかけます。検索に出さないことと、クラスの人だけが開けることの違いは、ガイド HTML のページを限定公開する にまとめています。
  • 生徒ごとの点数は集まらない。 HTML のクイズは、生徒が自分で答えを確かめる練習用です。一人ひとりの点数を記録するなら、Google フォームのテスト(Google のヘルプ Google フォームでテストを作成、採点する)を使います。

何人が開いたかは、公開したページの訪問数でわかります。Free プランでも、日ごとの訪問数を、国、デバイス、どこから来たかとあわせて直近 90 日分見られます。だれが開いたかはわからず、自分で開いた分も数えます。

QR コードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

よくある質問

Classroom で HTML ファイルを配るにはどうすればいいですか?

HTML ファイルを公開して URL にし、「資料」か「課題」に「リンク」で投稿します。ファイルのまま添付すると、生徒に届くのはファイルで、スクリプトが動くとも限りません。Convika の Free プランで公開した URL なら、生徒は Chromebook や iPad のブラウザで、アカウントなしで開けます。

クラスルームにリンクを貼るにはどうすればいいですか?

パソコンでは、クラスの「授業」で「作成」から「資料」か「課題」を選び、資料は「追加」、課題は「添付」から「リンク」を選んで URL を入れます。資料は「投稿」、課題は「割り当て」をクリックすると、すぐに投稿されます。アプリでは、添付アイコンからリンクアイコンをタップして URL を入力します。

クラスルームのリンクが開けないときはどうすればいいですか?

Convika のページなら、貼ったのが公開した URL か、「公開停止」にしていないか、パスワードをかけていないかを確かめます。ボックスで作ったプレビューのリンクは、3 分間 で開けなくなります。学校の端末では Web フィルターでサイトが止められることもあるため、生徒と同じ端末で開いて確かめてください。

HTML の課題をリンクで提出するにはどうすればいいですか?

課題の「あなたの課題」で「追加または作成」から「リンク」を選び、ページの URL を入力して「追加」をクリックし、「提出」をクリックします。HTML ファイルを添付して出すと、先生に届くのはファイルです。ページとして見てもらうなら、公開した URL を出します。

Classroom のリンクは生徒がアカウントなしでも開けますか?

Convika で公開したページなら開けます。生徒がリンクをタップすると、Chromebook や iPad のブラウザでページが開き、Convika のアカウントはいりません。パスワードをかけたページだけは、パスワードの入力が要ります。

次のステップ

HTML ページにパスワードをかけて、知っている人だけに見せる方法

JavaScript で作った画面は、ソースを開けばパスワードが読めてしまいます。ChatGPT や Claude で作った HTML をアップロードし、自分のドメインのままサーバー側で確かめるパスワード付きのページにする方法を説明します。

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授業で配る方法

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Classroom にはファイルではなくリンクを

HTML ファイルをアップロードして公開すれば、Classroom に投稿するだけで、生徒が Chromebook や iPad のブラウザで開ける URL になり、何人が開いたかも訪問数でわかります。

Classroom に貼れる URL をつくる

Free プラン: カード登録なし、公開 1 ページまで