Formspree とは? 無料でどこまで使えて、日本語のページではどうする
要約
Formspree は、ページは置かずにフォームの送信だけを受け取るサービスです。フォームの送信先に Formspree の URL を書くと、送信内容が Formspree のアカウントに保存され、メールでも届きます。無料プランは月 50 件までで、管理画面で読めるのは 30 日分。CSV の書き出しと、送った人への自動返信は有料プランからです。ページの公開先がまだないなら、Convika の Free プランはページの公開とフォームが一つで、送信は月 50 件まで一覧とメールで受け取れます。
カード登録不要・公開1ページまで無料・フォームは月50件まで表示
目次
ChatGPT に「このページのフォームを動かすには?」と聞くと、よく名前が出てくるのが Formspree です。サーバーを用意しなくても、フォームの送信先に URL を 1 つ書くだけで、送信内容がメールで届くようになります。
ただ、英語のサービスで、無料プランには件数と機能の上限があります。このページでは、Formspree でできること、無料プランの上限と有料プランの料金、使い方、安全性、日本語のページで使うときの注意を順に説明します。内容は 2026 年 10 月 20 日に、Formspree の料金ページと日本語のヘルプで確かめました。ページの公開先とフォームを一か所にまとめる方法も、後半で紹介します。ページ冒頭のボックス は、そのための入口です。
Formspree とは
Formspree は、フォームの送信を受け取るサービスです。自分のページのフォームの送信先(action)に Formspree の URL を書くと、送られた内容は Formspree のアカウントに保存され、登録したメールアドレスにも届きます。Google スプレッドシートや Slack に送る連携もあります。
Formspree が受け持つのは、送信を受け取るところだけです。ページそのものは置けないので、ページの公開先は別に用意します。GitHub Pages や Netlify、Convika のような公開先にページを置き、そのフォームを Formspree につなぐ形になります。
無料プランでできること・上限
Formspree の料金ページでは、無料プランは「テストと開発用」とされています。月の送信が少ない個人のページなら、無料のまま使えます。
| Free | Personal | Professional | Business | |
|---|---|---|---|---|
| 料金(月払い) | 無料 | 月 15 ドル | 月 30 ドル | 月 90 ドル |
| 料金(年払い) | 無料 | 年 120 ドル | 年 240 ドル | 年 720 ドル |
| 月の送信数 | 50 件 | 200 件 | 2,000 件 | 20,000 件 |
| 管理画面で読める期間 | 30 日分 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
| 作れるフォームの数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| CSV・JSON の書き出し | なし | あり | あり | あり |
| 送った人への自動返信 | なし | なし | あり | あり |
| 送信後の画面を自分のページにする | なし | あり | あり | あり |
| ファイルの添付 | なし | 1 GB | 5 GB | 10 GB |
| 迷惑な送信の基本的なフィルター | あり | あり | あり | あり |
料金はドル建てです。表は Formspree の料金ページ によります。
月 50 件を超えたら
上限を超えた送信についてのヘルプ によると、上限に達してもフォームは訪問者からは使えたままで、送信は「Over Limit」というフォルダに保管されます。そのあいだは通知のメールが届かず、連携も動きません。上限に達したことはメールで知らされます。プランを上げるか翌月になって枠が空けば、保管された送信を受け取り直せます。
申し込みを受けている途中で 50 件に届くと、それ以降の申し込みはメールで気づけなくなります。開催前の申し込みなど、取りこぼしたくない送信を受けるなら、件数の見込みを先に立てておきましょう。
Formspree を使う 4 つの手順
HTML フォームの作成のヘルプ に書かれている流れです。管理画面のボタンは英語のまま書きます。
1. アカウントを作って、メールアドレスを確認する
Formspree のサイトで登録し、届いたメールでメールアドレスを確認します。送信の通知は、このアドレスに届きます。
2. 「New Form」でフォームを作る
管理画面の左上のプラスのアイコンから「New Form」を選び、フォームを作ります。
3. 送信先の URL を、ページのフォームに書く
フォームの「Integration」に、https://formspree.io/f/ から始まる送信先の URL が出ます。ページのフォームの action にこの URL を書き、入力欄にはそれぞれ name を付けます。name のない入力欄は送られません。
AI が作ったページなら、「フォームの送信先を https://formspree.io/f/〇〇〇 にして。入力欄にはすべて name 属性を付けて」と頼めば、書き換えてくれます。
4. ページを公開して、試しに送ってみる
ページを公開先に置き、自分でフォームから送ってみます。標準では、送ったあとに Formspree の「Thanks」の画面が出ます。送信が管理画面の「Submissions」に並び、メールが届けば準備完了です。
日本語のページで使うときの注意
- 管理画面は英語。 ヘルプ は日本語で読めますが、管理画面の日本語表示について料金ページとヘルプに記載はありません。この記事も、ボタンの名前は英語のまま書いています。
- 送信後の画面は日本語にできる。 ローカライズのヘルプ によると、フォームに
<input type="hidden" name="_language" value="ja">を入れると、送ったあとの「Thanks」の画面と reCAPTCHA の画面が日本語になります。 - 通知メールが迷惑メールに入ることがある。 メールが届かないときのヘルプ は、まず迷惑メールのフォルダを確かめるよう書いています。Microsoft Outlook 365 では formspree.io からのメールが検疫され、迷惑メールのフォルダにも出ないことがあるそうです。
- 送られた個人情報はアメリカで扱われる。 Formspree の プライバシーポリシー には、利用者の情報をアメリカと Formspree が事業をする国で扱うと書かれています。名前やメールアドレスを集めるなら、自分のページのプライバシーポリシーにも、送信を受け取るサービスとして書いておくと安心です。
Formspree は安全?
Formspree の無料プランにも、迷惑な送信を機械学習で振り分けるフィルターと reCAPTCHA、フォームを自分のサイトからしか送れないようにする設定(Restrict to domain)が含まれています。送信先の URL にはメールアドレスではなくランダムな文字列が入るので、ページのコードを見られてもメールアドレスは分かりません(料金ページの Private Emails)。
気をつけたいのは、送られた内容が Formspree のアカウントに保存されることです。無料プランで管理画面から読めるのは 30 日分で、書き出しはできません。あとで名簿として使うなら、届いたメールを残しておくか、有料プランで書き出します。
Convika で公開したページで Formspree を使うとき
Convika にアップロードしたページのフォームは、書かれたとおりに残ります。action に Formspree の URL を書いたふつうのフォームなら、公開したページからそのまま送れます。
1 つだけ注意があります。Convika で公開したページのスクリプトが通信できるのは、そのページと同じアドレスだけです。そのため、JavaScript で Formspree に送る書き方(fetch を使って画面を切り替えずに送る形)では、送信が届きません。AI が書いたフォームがこの形なら、「JavaScript を使わずに、action と method="POST" で送るふつうのフォームにして」と頼んで書き換えてください。
ページの置き場所とフォームを一つにする選択肢
Formspree を使うと、ページの公開先と、送信を受け取る先の 2 か所を管理することになります。どちらもまだ決まっていないなら、Convika なら 1 か所で済みます。AI が作ったページの HTML を ページ冒頭のボックス に入れて「プレビューのリンクをつくる」を押し、「このページを受け取る(無料・カード不要)」で登録したら、ページの画面の「フォームを追加する」からフォームを入れるだけです。フォームを入れたら「公開する」で公開します。無料の「一般公開」は、検索結果や Convika のギャラリーに出ることがあります。決まった相手だけに見せるなら「限定公開」(Pro・1年パス)を選びます。
フォームは「メールアドレスのみ」「名前とメールアドレス」「名前・メールアドレス・問い合わせ内容」の 3 つから選び、各欄の見出しは書き換えられます。送信内容は日本語の管理画面の送信一覧に並び、届くたびにメールでも知らせます(送信一覧の画面でオフにできます)。送信一覧からは CSV と JSON で書き出せます。
Free プランで一覧に出てメールが届くのは、すべてのフォームを合わせて月 50 件までです。超えた分も保存されていて、Pro にすると一覧に出ます。Pro には件数の上限がありません。
Convika にもできないことがあります。送った人への自動返信はなく、メールが届くのは自分だけです。ファイルを添付してもらう欄も作れません。どちらかが要るなら、Formspree の有料プランか、HTML のページに Google フォームを埋め込む方法 が向いています。
Formspree と Convika の比較
| Formspree(Free) | Convika(Free プラン) | |
|---|---|---|
| 月の件数 | 50 件 | 一覧とメールは 50 件まで(超えた分も保存し、Pro で表示) |
| ページの公開 | できない(公開先は別に用意) | できる(公開 1 ページまで) |
| 送信の通知メール | 届く | 届く(オフにもできる) |
| CSV の書き出し | なし(Personal から) | あり |
| 送った人への自動返信 | なし(Professional から) | なし |
| ファイルの添付 | なし(Personal から) | なし |
| 管理画面の言語 | 英語(日本語表示の記載なし) | 日本語 |
| 件数を増やすには | Personal 月 15 ドルで月 200 件 | Pro 月 ¥1,800 で上限なし |
いまの公開先を変えずに、フォームの送信だけメールで受けたいなら Formspree が早いです。ページもこれから公開するなら、Convika で一つにまとめると、管理する場所が減ります。ほかの受け取り方もあわせて比べるなら、AI で作ったページに問い合わせフォームを付ける方法 を読んでください。
よくある質問
Formspree は無料?
無料プランがあり、月 50 件までの送信を受け取れます。管理画面で読めるのは 30 日分で、CSV の書き出し、送った人への自動返信、ファイルの添付は無料プランにはありません。有料プランは Personal が月 15 ドル(年払いなら年 120 ドル)からです。
Formspree は安全?
無料プランにも、迷惑な送信のフィルター、reCAPTCHA、自分のサイトからしか送れないようにする設定があり、送信先の URL にメールアドレスは出ません。送られた内容は Formspree のアカウントに保存され、プライバシーポリシーによるとアメリカで扱われます。個人情報を集めるなら、自分のページのプライバシーポリシーにも書いておきましょう。
Formspree は日本語対応?
ヘルプは日本語で読めます。送ったあとの「Thanks」の画面は、_language に ja を入れると日本語になります。管理画面の日本語表示については、料金ページとヘルプに記載がありません。ボタンの名前は「New Form」「Integration」のように英語で書かれています。
Formspree の代わりは?
ページの公開先も決まっていないなら、ページとフォームが一つになった Convika が候補です。Free プランで月 50 件まで、日本語の管理画面とメールで送信を受け取れます。送った人への自動返信が要るなら、回答のコピーを送れる Google フォームを埋め込む方法があります。Cloudflare Pages に置いているなら、Cloudflare Pages にフォームを付ける方法 で比べています。
Formspree の上限を超えるとどうなる?
フォームは使えたままで、送信は「Over Limit」のフォルダに保管されます。ただし、そのあいだは通知のメールが届かず、連携も動きません。プランを上げるか翌月になって枠が空いたら、管理画面から受け取り直せます。
出典
- Formspree Plans(料金ページ) (2026 年 10 月 20 日に確認)
- HTML フォームの作成(Formspree ヘルプ) (2026 年 10 月 20 日に確認)
- 上限を超えた送信データ(Formspree ヘルプ) (2026 年 10 月 20 日に確認)
- ローカライズと翻訳(Formspree ヘルプ) (2026 年 10 月 20 日に確認)
- メールが届かない(Formspree ヘルプ) (2026 年 10 月 20 日に確認)
- 確認メールまたは返信メールの送信(Formspree ヘルプ) (2026 年 10 月 20 日に確認)
- Privacy Policy(Formspree) (2026 年 10 月 20 日に確認)
次のステップ
AI で作ったページのアクセス数と流入元を見る方法
ChatGPT や Claude で作ったページに、何人がどこから来たのか。Google アナリティクス、Cloudflare、Clarity、Convika を比べて、アクセス数と流入元を見るまでの手順を説明します。
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